社会人なりはじめ

僕はこの4月から社会人になった。

この激変する環境にいると、たくさん思うことがある。考えごとで頭がパンクしそうになったので、そして、未来の自分が「入社当時はこう思っていたのだな」と思い返せるように、今現在の率直な意見・感想を書き綴っていきたい。

"社会に出ると多様な価値観をもつ人々と接する機会が急増する"。これは前から聞いていたし、新人研修でも再三言われたことだ。考えてみると、職場でイヤでも関わらないといけない世代の幅がグンと広がるわけだから当然だ。これにより発生する問題は、コミュニケーションをとる双方が「この世には多様な価値観を持つ人がいること」を理解しており、かつ、「異なる価値観を受け入れる心の余裕」を持っていれば解決する。

これに似た問題で、僕がストレスを感じるものがある。
それは、
"社会に出ると多様な能力をもつ人々と接する機会が急増する"ことから来る、

無能の影響からは逃れられない.

という問題である。ここでの「無能」は、どのような能力に関してかによって自由度があるがそれは、「どれだけ早く仕事をこなせるか?」「どれだけ質の良い結果が出せるか?」などを考えておけばよい。ともかく、能力には個体差がある。これに、「イヤでも多くの人とやり取りをしなくてはならない」という不親切な事実を加えれば、上記のような問題が自動で作り出される。社会というシステムを、いくつもの点(個人)同士が様々な種類の辺(関係)で繋がりまくったグラフ、と捉えなおすと分かりやすいだろうか。このグラフ上では、一つの点の変化はすぐ隣の点だけでなく、システム全体に影響する。


この世には、思っていたより無能が多い。締め切りを守らない人であったり、実現不可能なことを要望するメールをくれる人であったりだ。社会人になって10日でそう感じた。この多くの無能と関わらざるを得ないこと、それに由来する時間の搾取。これが社会人になって初めてのカルチャーショックだった。

今の自分には、この問題への対応策は「自分に余裕を持つこと」しか思いつかない。これでは、忙しくなった時にストレスがどんどんたまっていってしまう。はてさて、これから先、もう少し多様な解を見つけなくてはいけないじゃないか。。。


当然、見る人によっては僕が無能となることは承知している。そしてその能力不足が、関わる人のストレスへと変わることも理解している。このことに関しては大変申し訳なく思っているので、僕は無能から脱却しようと頑張るんだろう。。。

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