中学1年生の息子と数学を勉強して(その1)
今年から中学生になった息子と数学を勉強しながら感じたことを書いていきたいと思います。
お子さんと一緒に勉強をすることもあるかと思いますので参考にしてもらえればと思います。
インプットからアウトプットに
私の息子の学校では、毎日の宿題として大学ノート1ページに自由に何かの教科の勉強をすることになっています。
毎日どの教科をしようかと悩みながら頑張っている息子ですが、継続して取り組むことでかなりの実力がつくかと思います。
ただせっかくやるのにやり方を間違えてしまうと実力がつくまでに時間がかかってしまい、テストなどでも結果が出ず、モチベーションが下がってしまう可能性があります。
では、どのように勉強していけばいいのでしょうか?
できるだけインプットよりアウトプット中心に取り組む方が効率的です。もちろん教科にもよりますが、できるだけ問題を解くようにしましょう。
私の息子の勉強を見ていたら、教科書の重要な単語を書き写していました。もちろん、英単語や漢字などを覚える為には必要なことですが、数学の勉強でも同じことをしていました。
なので、数学の勉強を自宅でやる際には問題を解くことを中心に取り組むように話をして、今はアウトプット中心の勉強に変えています。
インプットとアウトプットとは
インプットとアウトプットの違いは簡単に言えば、インプットが暗記すること、アウトプットが問題を解くことです。
どちらとも大事なことですが、インプットばかりでは実際に知識を使わないので忘れたり、テストで答えられなかったりします。
逆にアウトプットだけでは知識がないのでもちろん問題を解くことができません。
どちらとも大事ですが、自宅学習の際には、アウトプットをお勧めします。
理由は次から説明します。
自宅学習でアウトプットを勧める理由
自宅学習する際にアウトプットをお勧めする理由は次のことからです。
① 学校でインプットしている
② インプットしたことの確認
③ 学校ではアウトプットの時間がない
以上のことからアウトプットをお勧めしています。
学校でインプットしている
学校で普通に授業を受けていたら、通常インプットはしているはずです。どの教科であっても、教科書を中心にその内容を理解することが目的になっています。
私の息子の場合、本人と話をしていると学校で習った内容をより定着させるために、教科書の重要な単語を書き写しているとのことでした。
学校で習ったことをより定着させるためにも、問題を解くように、アウトプット中心の勉強に変えてください。
特に中学校の数学では用語もしっかりと覚えないといけないですが、それよりも計算などがしっかりとできるようになる方が優先です。
インプットしたことの確認
またアウトプットをすることで、もちろんですが、インプットしたことの確認もできます。
そして、学校や模試では教科の通りに出題されることは稀です。定期テストではあるかもしれませんが、ほとんどの場合が、そうではありません。したがって、インプットしたことをより実践的に使えるようにするためにもアウトプットをするように心がけましょう!
学校ではアウトプットの時間がない
学校の授業ではアウトプットをする時間がなかなか取れません。私も授業をしていて50分のうち、10分から15分ぐらいしか問題を解く時間を設けることはできませんでした。
これは、学習内容の定着が基本となるため、まずは例題のレベルの問題を全員ができるようになることを目標としていました(実際には7割か8割程度でしたが)ので、アウトプットばかりに時間を使うことはできません。
そして、学校での授業では数学のテストで100点とる人から一桁の人まで同じ教室で授業を受けるのが基本です。なので、だいたい60点ぐらいの子ども達にちょうどいいぐらいのレベルで授業をすることになります。
そんな事情もあり、アウトプットに時間を取ることができない現状にありますし、問題を解くのは宿題で補うようにしていました。
だからこそ、家庭学習をする際にはインプットよりもアウトプットをするように心がけてください。
最後に
中学1年生の我が子と勉強をしていて感じたことを紹介してきました。中学1年生の内容は、どの教科もこれからの基礎となる部分になります。そして、それを土台として高校入試につながっていきますので、今のうちからしっかりとした家庭学習の方法を身に付けておくようにしましょう!
中学1年生の皆さんが、自分の思い描いた将来を実現できることを願っています。
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