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不安と恐怖を消す方法

こんにちは。本条です。


私たちが日々を過ごす上で、
不安や恐怖といった感情はつきものです。


両者は同じようなニュアンスに聞こえますが、
実は少し「違い」があります。


これを「道」に例えるなら、
不安感情は「先がよく見えない霧の中」のような感じです。


霧の先は「安全」なのか、はたまた「危険」なのか、なんとも言えない「モヤモヤした感じ」が特徴です。


反対に、
道の先に「危険がある」のをハッキリ分かっていて、そこへ突き進んでいく感じが「恐怖感情」と呼ばれています。


つまり、モヤモヤするほど不安。
ハッキリするほど恐怖の感情になるんですね。


これらの「感情」は一般的にネガティブに捉えがちですが、実際は私たちの「安全」をはかる重要なものです。

不安や恐怖はどこから来るの?

これは、脳の大脳辺縁系にある
扁桃体」という場所から起こります。


ここは、
すべての「生き物」が持っている、
危険から身を守るための「重要なもの」です。


ここはとてもシビアで、
部屋が蒸し暑いなどの「ちょっとした不快」だけでも、「危険だよ」と判断します。


そうすると、
不安・心配・怒り・悲しみ・恐怖などの感情が起きてきます。


ちなみに、
この度合いが高まるにつれて、

・アドレナリン

・ノルアドレナリン

・コルチゾール

こういった「ストレスホルモン」が分泌されます。


このときに、心臓がドキドキしたり、
カラダが熱くなったりして、気分が落ち着かなくなります。


これは、
私たちの生存本能が「闘争」と「逃走」を起こさせるために、「カラダを興奮させた状態」にするようです。


つまり、すぐに「危険」から逃れる
エンジンのかかった状態を作り上げるのです。

不安は「幸せ」を感じると消える。

不安や恐怖は、
すべての生き物に備わっている本能なので、
「そのもの」を消すことはできません。


ですが、不安や恐怖の「感情」であれば、
「幸せホルモン」によって打ち消すことができます。


これには、

・エンドルフィン

・ドーパミン

・セロトニン

・オキシトシン

こういったものがあります。


エンドルフィンやドーパミンは「快楽物質」と呼ばれ、ウォーキングやスポーツなどでカラダを大きく動かしたり、目標を達成したときに脳から分泌されます。


ですので、不安によるモヤモヤ感を「すぐに解消したいとき」は、このように「カラダを動かすこと」がとても効果的です。


とくに手軽にできる「ウォーキング」は、緑の多い公園などでおこなうと「視覚」や「聴覚」にゆらぎ(癒し)が生まれ、さらに効果を高めてくれます。


そして、セロトニンとオキシトシンは、幸せホルモンの中でも「不安感情を打ち消す効果」がとても高いです。


なので、「心がジーン」とくるような愛情を感じたり、感謝したり、感動することを、日々たくさん感じることで大きな効果が期待できます。


私たちの不安や恐怖の役割は、
危険から逃れるための「大切な感情」です。


それと同時に、自身の中にある感謝・思いやり・愛情といったものに、「気づかせてくれる感情」なのかも知れませんね。


最後までご覧いただき
ありがとうございました。☆

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