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『日課』



   最近私には日課がある。  NHKの朝ドラ「おかえりモネ」を見ることだ。

   私はドラマや漫画など一気に見たいタイプな為、基本的にリアルタイムで視聴することはなかった。「ドラゴン桜」や「半沢直樹」など話題のドラマはリアルタイムで見ようと最初は頑張るのだが、結局面倒くさくなってしまい今でも最終回だけ見ていない。最終回見なくても面白かったので充分なのだが…。

   しかし今回の「おかえりモネ」だけは現在90話程放送されているがリアルタイムで見続けることが出来ている。

   1話 15分という短い放送時間ということも理由にあると思うのだが、それ以上にストーリー自体に惹かれている。

   主人公モネの成長をメインに恋模様も描かれているのだが、その恋模様の質感というか温度が丁度いい。

   普段私は、恋愛ものの映画やドラマなどには全く手を出さない。私自身の恋愛経験が乏しく登場人物の行動などに共感できないというのが1番の理由だと思うのだが、モネと菅波先生の恋模様は何故だか心地がいい。

   普通のドラマは、大体10話程度で終わる為、急激な展開や爆発的に盛り上がったりする場面が多く、視聴している私はそのスピードについていけずに蚊帳の外だ。

  「朝ドラ」という長期間の放送という特徴だからこと成せることなのかもしれないが、ゆっくりと進んでいる感が好きなのかもしれない。

   不思議な事に視聴している私は男なのに、女性であるモネ側の気持ちに立って見ている節がある。こればかりは理由がわからない。男が好きなわけではないのだが…

   ここまで書いて感じたことだが、単純に私はモネ(清原果耶さん)が好きなのだろう。顔も空気感も。

   驚くべきことに、清原果耶さんは19歳だ。まだ20歳にも満たない子があの空気感を出せる…俳優って凄いと思った。

   24歳にもなってガキ丸出しの私とは大違いだ。恥ずかしい…。

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