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無謀なバカ企画 矢島舞美さんに逢いたくて⑥ 逢いに行くドキュメンタリー風映画の企画を立て、ツタヤの企画発掘プログラムに応募してみた結果(実際の企画書も掲載)

地味に行っているこの企画、手紙を書いたり番組共演者の方の出待ち等をしたりしましたが⑤や④(一番下から行けます)を見れば分かるように、なかなか上手くいきませんし、現在はコロナ禍の影響で手紙を送る事も出待ちも出来ない状況が続いています。

そんな中、目についたのがツタヤ様が2015年から毎年行っているイベント「ツタヤクリエイターズプログラム」、通称TCP。このイベント、簡単に言えば映画の企画をツタヤ様が募集し、受賞作を映像化するコンペティションで、「企画部門」「監督部門」「脚本部門」という3つの募集部門が有ります。

自分は今回、かなり大仰で無謀な発想ですがこの企画部門に、

「自分を主人公に設定した、矢島3に逢う為に色々な行動するセミドキュメンタリー風の作品」

を企画し、それが運よく実現すれば作品中、そして現実でも「逢える」のではないかと考え、友人であり何度か記事でも紹介している脚本家・映像作家の畠山隼一3からアドバイスも受けながら企画を作り、応募しました。

下にも書きましたが、基本ここ数年間の自分の行動や、このイベントの企画に応募する事含む現実の出来事を描き(=ノンフィクション)、そこに「こうだったらいいな」という理想(=フィクション)をちょっと加える作風で、そこに僕や前述の畠山3、そして他の友人や知り合いも、名前を微妙に変えつつも実在の人物として登場させる事で、自分含むその人々の宣伝にもなればいいなという気持ちで企画を書きました(勢いでフィクション部分に豊田真由子3を追加させてしまいましたが)。

また、元々渋谷のツタヤに頻繁に通っていたので、ツタヤ様の企画だけに、時にそこへ通い、借りた映画や音楽のDVDやCDを観て、それらが自分の行動や生き方に影響を及ぼす・・という描写を入れたら面白いかなと考え、あらすじ等には実際の店舗や作品がちょっとだけ登場しています。

締切は今年の5月中旬で、結果が送られてきたのは8月。上の写真を見れば分かりますが、結果は落選(泣)。まあ、そうだろうという感じですが3000円位のエントリー料も払ったのでちょっと悔しかったです。

とりあえず、このまま寝かせるのも勿体無いと思ったので、自分が書いたあらすじや企画書を掲載してみます。

あらすじ(長いです)              

※より細かいテーマ、登場人物、キャストイメージは下の企画書の所に掲載されています

床屋でアサノが手に取った誕生日大全。自分の誕生日のページに載っていたソウルメイトの誕生日を見て思い出したのは、以前ネットで見かけた一枚の写真がきっかけで惹かれてていた矢島舞美。自分を理解してくれる人間、特に女性に恵まれないアサノは少しずつ素の彼女に逢ってみたいという気持ちを募らせていく。同じ世界に行かないとダメだと感じたアサノは、ある時仮歌のバイトに応募した際訪れた養成所のオーディションに誘われ、結果合格。養成所で歌や演技等のレッスンを受ける事になり、好きな歌手が同じだったことで意気投合したアンノ、若い生徒に混じりながら頑張るモリモト、講師のハタヤマといった様々な人々と出逢う。

それとほぼ同時期にアサノは矢島に自分のアピールの為何十通も手紙を出し始める。養成所では自分の個性や面白さを評価されるが、渋谷のツタヤでは宗教の勧誘に遭ったり、オーディションでは途中で歌詞が飛び、審査員がブチ切れ灰皿や野菜が飛んできてバットで投げ返す羽目に。また、別の審査では周りは事務所所属、キャリアも有りモテそうな二枚目ばかりで劣等感に苛まれる。そんな中テレビ番組に出演、思った以上にSNSでは評価が高く自分を褒めている内容の投稿をメモ帳にコピペする事で自信をつけていく。短編映画にも出演するが矢島に逢える機会には恵まれない。そこでやはり現実で出逢う女性にアプローチすべきだ考えるが、ある女性にはデートを先延ばしされた挙句彼氏が出来てしまい、ある女性にはLineをブロックされ、ある女性には雪で文字を書いてデートに誘うが引かれてしまう。養成所では牛歩と形容され、バッグには鳥の糞。自分とは対照的な人生を歩んでいる連中に嫉妬の日々。カラオケやクローゼット、レインボーブリッジで歌い叫ぶ。
孤独を埋める為、渋谷のツタヤで色々な映画を借り感想を矢島への手紙に書いた。不可能な事に挑戦したがる気持ちを後押した「ユー・ガット・メール」、結果が出なくても行動する大切さを学んだ「ノッキン・オン・ヘヴンズ・ドア」、時の隔たりに共鳴した「イルマーレ(韓国版)」等々。手紙には書いていないがアサノは「会いたい会いたいと想い続けてれば、いつか会えるもんなんだな」という台詞が印象的だった「天国の本屋 恋火」には感化され、渋谷ツタヤにビデオが置いてあった「君に逢いたくて」や「マドンナのスーザンを探して」「Love Letter」にはタイトルから自分の想いがそのまま反映されている感覚を抱き、お気に入りの作品だった。
その後、数年前に散歩の途中で撮った個性的な家の前で彼女が雑誌でモデルとなり撮影をしていた事を知り、少しだけ運命を感じたり、ファンサイトではない所で矢島の性格を評価する投稿を発見、自分にはあの子しか居ない、という気持ちが強くなり、自分を勇気付けるカフェのマスターのイシヤマやハタヤマの存在、夢を応援してくれた大学時代の講師のシュッタの死が、アサノの諦めない心を形作る。

今度は矢島が出演している番組の共演者であり浅野もファンである安東弘樹アナが出演しているラジオ番組の出待ちを行い、顔や名前を覚えてもらうタイミングに合わせて矢島に逢えるヒントを教えて貰おうとアサノは考えたが、教えて貰おうとした丁度その時番組が終了し、連絡先がそもそも分からないんですと伝えられる。落胆するも諦めきれないアサノは自分の誠意を表わす為に彼女の地元・岩槻の公園の時計台の前で8時間程待ち、それを証明する為に毎時間の時計台の写真を撮るが、コロナで事務所の手紙の受付が当分中止となり、彼女のSNSのアカウントにDMで写真を送信する。それと並行し、彼女がモデルとして起用されている雑誌の編集長へ手紙を送ったり、彼女出演の作品を企画し、それが実現出来れば逢えると考えTCP2020にも企画を応募した。

奇跡的に最終審査まで残るが、下手なプレゼンでどやされる。しかし、審査員として参加していた豊田真由子元議員が「(どやすのは)違うだろォ~!」と作品を援護。審査では落選したものの企画に感動した豊田氏によって作品は映画化されることになり、エンディングの撮影で遂に矢島と逢え、アサノは思わず「やっと逢えたね」と発言。今までの行動や手紙の事を伝えるとなんと手紙の多くは矢島に届いてなかった事が発覚。時に自分の想いを綴った手紙が届いてなかった事に落胆する浅野だったが、今度お茶しながら届いてない手紙を私の前で読んで欲しいと言われ、急速に距離は縮まっていく。映画は無事公開され、中ヒットを記録、お互いの知名度は上がり、そのタイミングで浅野は矢島に自分の人生のヒロインになってほしいとプロポーズ。無事成功したが、抱きしめられた際に矢島の怪力が発揮され、浅野は全身骨折。回復までの日々はリハビリドキュメンタリーになったが、浅野の傍には常に矢島が映っていた。



実際の企画書

※文字が小さくて申し訳御座いません。

矢島さん2


矢島さん3

矢島さん4

矢島さん10

矢島さん6





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