完全リアルタイムではないけど好きな90年代洋楽 過小評価されてる? Take That「Babe」(1993)

(作詞作曲 Gary Barlow)
「僕は戻って来たよ」と繰り返すバラード。歌詞に直接表現されているわけではないのですが、亡くなった男が幽霊となって愛する人の元に戻ってくるようなドラマを想像してしまうようなどこか荒涼とした雰囲気が漂っており、より切迫感の有るアルバムバージョンがより好きなんですがYoutubeには見つからないのがちょっと残念。

それにしてもほぼ同時期活動したボーイゾーン、ウエストライフにも言える事ですが、テイクザットの日本における知名度の低さは一体何なんでしょうか。本国イギリスでは「UK音楽史上ビートルズに次いで最も成功したグループ」と言われ、ロンドンオリンピックでもパフォーマンスを披露、羽生選手がメンバーの一人ロビーのソロ曲を使用したり、曲も決して親しみにくいわけではないのにもかかわらず日本での扱いには違和感を覚えます。

「90年代洋楽 イギリス」と調べてもオアシス・ブラーといったブリットポップ関連の特集や記事は多くヒットする一方で、テイクザット関連の記事は思った以上に見つかりません。当時の日本のレコード会社・メディアが全然プッシュしなかったのでしょうか。この辺の事情について詳しい方が居たら色々聴いてみたい所です。

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