平成生まれが好きな70年代邦楽 追悼・ジェリー藤尾「ポケットに夢ひとつ」(1972)

(作詞作曲 後藤忠紀・馬飼野康二)
昨日亡くなったジェリー3による、朗らかな声がマッチした代表曲「遠くへ行きたい」を現実化するかの如く故郷を離れる歌詞内容で、バンジョーらしき音も聴こえる点からカントリー風の陽気な曲。

生前から調べるとヤクザを返り討ちにした、愚連隊の用心棒を務めたといったヘビーなエピソードが目立っていましたが、父が学生だった70年代、車で田園調布周辺を走行し迷っていた際、反対車線から来た車を運転手していたジェリーさんに「ここ一方通行だよー」と優しく注意された事が有ったらしく、その話を聞いてから地味ながら興味を持っていた方でした。ジェリーさんは記念アルバムを除けばアルバムは入手困難、主演映画もなかなか鑑賞する機会が無く、この状況が少しでも改善される事を願うばかりです。

ご冥福をお祈り申し上げます。

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