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2021年11月の記事一覧
平成生まれが好きな80年代洋楽「冒険野郎マクガイバー」にも出演した Michael Des Barres「Money Don't Come Easy」(1986)
(作詞作曲 M. Des Barres・J.P. Robinson) この前投稿した、本業が歌手じゃないイメージ強い人達特集に入れようか迷った挙句入れなかった人パート2。 70年代にはシルバーヘッドというグラムロックバンドで活動、80年代にはロバート・パーマーの代役としてパワー・ステーションに加入、TVドラマ「冒険野郎マクガイバー」、映画ならクリント・イーストウッドの「ピンク・キャディラック」に出演したのがこのマイケル・デ・バレス(パワー・ステーションとして「マイアミ・バイス」にも出演)。 「マクガイバー」出演中にリリースされたソロアルバムからのシングルであるこの曲は、歯切れの良いサウンドがいかにも80年代中盤のポップロックという趣で、若干B級寄りではあるものの、クール寄りのロバート・パーマーとはまた違ったひたむきで熱い歌唱が痛快。赤いカマロも〇。
平成生まれが好きな80年代洋楽 Eight Wonder「Cross My Heart」(1988)
(作詞作曲 Michael Jay) 昨日投稿した、本業が歌手じゃないイメージ強い人達特集に入れようか迷った挙句入れなかったパッツィ・ケンジット率いるグループ。 ハリウッド映画「リーサル・ウェポン2」に出演、その後はオアシスの嫁にもなったりするものの特にパッとしない点から歌手のイメージが世間的には強いかなという事で選ばなかった次第です。 甘めの声質、同時期のSAWにも相通じる親しみ易いメロディーは2000年代再び始動した「ベストヒットUSA」でPVを中学生の頃観て以来今も魅力的に感じます。ちなみに初期のミニアルバムは日本(と香港)のみでリリースされたみたいで、当時の日本の洋楽マーケットは自分が想像する以上に大きかったのでしょうか。
平成生まれが好きな90年代洋楽 All-4-One「I Can Love You Like That」(1995)
(作詞作曲 Steve Diamond, Maribeth Derry, Jennifer Kimball) 90年代洋楽ばかり流れるレストランで聴いて気になった曲。ボーイズ2メンの影に隠れがちなボーカルグループですが、正統派の良い曲を色々歌っていますね。「I Swear」がカントリーのカバー曲とは知っていましたが、こちらも同じジョン・マイケル・モンゴメリーのカバーとは思いませんでした。違和感なく聴けるのはプロデューサーのデヴィッド・フォスターの手腕によるかもしれませんが、カントリーを聴いて育ったライオネル・リッチーの如く、カントリーとR&Bの距離は案外近いのかもしれません。
平成生まれが好きな60年代洋楽 水瓶座の時代 The 5th Dimension「Age Of Aquarius」(1969)
(作詞作曲 Galt MacDermot・James Rado・Gerome Ragni) 最近は映画「サマーオブソウル」でも取り上げられ、ミュージカル「ヘアー」挿入歌でもある黒人グループによる大ヒット曲。黒人と言ってもR&B要素は薄目なサウンドが特徴であり彼らのユニークな所で、絶妙な立ち位置故に評価されにくい所も感じますが、そのスケールの大きなサウンドと綺麗なコーラスが映える曲はこの曲含めどれも秀逸で、終盤のビリー・デイビスJrの声は紛れもなく黒人ならではものものを感じます。