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洋楽邦楽の好きな曲、アルバム、音楽ネタ等

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2021年5月の記事一覧

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リアルタイムではないけど好きな筒美京平作品 BBS「恋のチャンス」(1972)

(作詞作曲 橋本淳・筒美京平) ポピーズというグループもカバーした曲。ジャケットのアフロの女性3人というのもインパクト大ですが、曲も当時のソウルミュージックやR&Bの要素強めで歌だけでなく演奏も格好良く、所々に聴こえるビブラフォン(鉄琴)の音が好きです。この1枚で姿を消したようですが、当時の日本には色々早過ぎたのかも。

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好きな60年代洋楽 シャウトが炸裂 Wilson Pickett「I Found A True Love」(1968)

(作詞作曲 Bobby Womack・Reggie Young) 暑い日には熱いシャウト。ソウルミュージックやハードロック、ゴスペル等のシャウトする歌手が好きな自分ですが、ウィルソン・ピケットはシャウト系ソウルシンガーの中でも特に好きな一人。鋼鉄の喉と称される「俺節」全開な激情の咆哮はストレス解消になる位強力で、この曲の終盤がまた凄まじいの一言。映像は粗いのですがノリノリのホーン隊含め熱が伝わってきますね。

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リアルタイムではないけど気になる歌手と曲 和製ミック・ジャガー 山本翔「デビル・ウーマン」(1979)

(作詞作曲 亜蘭知子・長戸大幸) 元ズー・ニー・ヴーで設立したばかりのエピックソニーからデビュー、作詞作曲は後に三原順子・TUBEといった人々と関わるビーイング系、この動画のバックは一風堂と業界からの支持が厚かったと思われる歌手の曲。3枚のアルバムを出した後90年代頃亡くなったそうで、ネットで見つかる動く姿もこの動画のみと謎が多いのですが、歌唱力はともかく派手なマイクアクションや動きは和製ミックと呼ばれるだけのも納得で、最近気になっている歌手の一人だったりします。

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ほぼリアルタイムで好きな2000年代洋楽 ボンクラ白人も好きそうなBuckcherry「Riding」(2001)

(作詞作曲 Josh Todd, Keith Nelson) いかにもエアロやガンズの血を引き継ぎ、スティーブン・タイラー+俳優のウィレム・デフォーを混ぜたようなビジュアルのジョシュ・トッドがボーカルを務めるグループの曲。その曲も外見もいかにもなんですが、ドライブでノリノリになれるのはなんだかんだこんな曲であり、アメリカ南部の南軍の旗掲げるトレーラーハウス住まいで昼間からジャックダニエルラッパ飲み、ショットガンライフル隠し持って牛の角を前方に付けたフォードのピックアップトラックや型落ちのシボレーカマロ辺りに乗ってるランニングシャツ着た腕や体が一種の「落書き帳」と化してる赤っ首ホワイトトラッシュな連中もこんなのやテッド・ニュージェントだモトリー・クルー等を聴いて喜んでるんだろうなと遠い極東の国から思いを馳せる今日この頃です。

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リアルタイムではないけど好きな筒美京平作品 酒井法子「ホンキをだして」(1989)

(作詞作曲 森浩美・筒美京平) ちょっと意外かもしれませんが、酒井3自身にとっては80年代最も売れ、編曲の船山基紀3含めれば「抱きしめてTONIGHT」と同じ布陣で作られたシングル。それと比べると少し地味かもしれませんが、片想いで自分磨きをする内容のこの曲は女性目線でありながらちょっとした勇気を貰えますし、良い意味で明るさしか有りません。また、この曲にも衣装は有りますが防寒服で参加した札幌の雪まつりのこの動画がなんだかんだ一番魅力的に見えるかもしれませんね。

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完全リアルタイムではないけど好きな90年代洋楽とPV ハリウッド版「GODZILLA」サントラ収録の Jamiroquai「Deeper Underground」(1998)

(作詞作曲 Jason Kay · Toby Smith) ハリウッド版「GODZILLA」サントラ収録曲(映画の内容は「ゴジラ」というより「ジュラシック・パーク」という感じでしたが)。本当のリアルタイムな世代は自分よりもずっと上でしょうが、自分が通ってた田舎の中学、上京して通った大学でも聴いてる同級生や生徒が居たり従姉が来日公演を観に行ったり伯母の知り合いがジェイ・ケイにナンパされたとかウソかホントか分からない話を聞いたりとなんだかんだジャミロの話題は頻繁に耳にしていましたし、自分も高校の時聴き始めそこそこハマり、同じく車好きの折り紙カブトみたいなのを被ったジェイ・ケイのキャラを気に入ってました。 さて、本格的にファンクにハマるとジャミロはちょっと薄味な感じもしていた事も有ったのですが、最近になってまた彼らなりの個性や魅力を感じ始めており、この曲なんかは映画の内容に合わせて若干ダークな色も有るものの、いつも通りの能天気な雰囲気もちゃんと存在しており、ムーグらしきアナログシンセの太い音が耳に残ります。そしてPVも映画館に突入してきたゴジラを見て人々がパニックになってる中飄々としてるジェイ・ケイが「らしい」作品に仕上がっており無駄にお金掛かってるのがまた笑いを誘います。ところでジャミロクワイの北米での知名度や人気ってどれ位有るんでしょうね。クラブチャートではそこそこな成績を収めていますが。

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リアルタイムではないけど好きな筒美京平作品 ザ・ジャガーズ「マドモアゼル・ブルース」(1968)

(作詞作曲 橋本淳・筒美京平) ジャガーズというお笑い芸人も居て今現在ちょっとまぎらわしいグループのヒット曲。今では英詞を混ぜるのは珍しくない事ですが、「Baby Be My Free」という冒頭のフレーズで分かるように、60年代からこういった表現が有ったのはちょっとした驚きでした。「赤いレンガの街角で~」というフレーズも洒落てますし、ストリングスも入った適度な洗練具合が橋本・筒美コンビらしいです。ジャケに似た顔の人が二人居るのがちょっと気になります(一人はボーカルの岡本3だと思いますが)。

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好きな70年代洋楽(ファンク) 父が観たライブの音源を聴く Tower Of Power「What Is Hip?」(1973)

(作詞作曲 Castillo, Kupka, David Garibaldi) ドラムを習ってた頃無謀にもコピーしようとしてすぐ挫折したり、父が初来日公演含め一番多く観ているグループだったりする事でちょっと思い入れが有るのが今年結成50周年を迎えたタワー・オブ・パワー。 特に覚えてるライブとして父が語ってくれたのが1975年3月23日、カリフォルニア州サンフランシスコはケザー・スタジアムで行われ、他にボブ・ディラン、サンタナ、ドゥービー・ブラザーズ等が出演したフェス「S.N.A.C.K. Benefit」。当時の音源を発見して驚きました。 何万人の観衆、そしてかなり遠くから観ていたらしくタワーのボーカルが既にヒューバート・タブスだったのにもかかわらず前のレニー・ウィリアムスが歌っていると勘違いしていたみたいですが(笑)どの公演でも彼らは歌・演奏どちらも常に冴えていたとの事で、この音源でもそれがはっきりと伺えます。代表曲の日一つである「What Is Hip?」は前任のレニー時代の曲で、彼のハスキーな声も良いですがヒューバートの野太い声もマッチしていて結構好きなボーカリストの一人です。 それにしても改めて当時父がこの会場に居た・・という事を考えながら音源を聴くのは色々感慨深いものです。

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ほぼリアルタイムで好きな筒美京平作品 藤井隆「絶望グッドバイ」(2002)

(作詞作曲 松本隆・筒美京平) 「ナンダカンダ」も良いですがナンダカンダこの曲も好きです。元々アイドル歌謡好きの藤井隆3と大御所二人の夢のコラボ。ちょっと意図的な昭和歌謡風テイストの曲と歌詞、そしてこの歌声と踊りが加わるとユーモアの有る哀愁というか、独特の世界観や魅力が香り立ってくる・・というのは大袈裟でしょうか。松本隆3の比喩も冴えて〇

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好きな80年代洋楽 今日はスティービーの誕生日 Stevie Wonder「All i Do」(1980)

(作詞作曲 Wonder, Clarence Paul, Morris Broadnax) スティービーの誕生日という事で好きなアルバム「Hotter Than July」から浮遊感が心地よいこの曲をチョイス。バックボーカルにはマイケル・ジャクソンやエディ・リヴァート、ベティ・ライト等も参加。 どうしても70年代の傑作アルバム達に注目が集まりがちですが、個人的にはこの「Hotter~」と打ち込み導入前の「Musiquarium I」(の新曲)は曲のクオリティもさることながら録音技術が向上し、以前より洗練且つ透明感の有るサウンドプロダクションが実現されたことでスティービーの楽曲が凄く映えるというか、魅力的に聴こえる為実は一番頻繁に聴いているアルバム及び時期だったりします。 今現在最新作「A Time 2 Love」はこの頃の感覚と音を取り戻した傑作だったのでまだまだ期待したい所。おめでとうございます!

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リアルタイムではないけど好きな曲 荻野目慶子「愛のオーロラ」(1983)

(作詞作曲 岩谷時子・林哲司) 「南極物語」イメージソング。ちょっと暑くなるとこういった曲が聴きたくなります。歌も曲も前から好きなんですが、冒頭のトークや生歌、番組専属バンドによる生演奏、多めのスモークと当時の歌番組の充実ぶりを実感出来る動画。

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映画で流れて気になった60年代洋楽「ミニミニ大作戦」からMatt Monro「On Days Like These」(1969)

(作詞作曲Don Black・ Quincy Jones) オリジナルの方の「ミニミニ大作戦」で流れていた曲。動画でも分かりますが、この曲に合わせてアルプスの山脈をランボルギーニ(ミウラ)で疾走する今作のオープニングは非常に優雅で開放的であり、クルーナー的な歌い方も曲もその映像に凄くマッチしていてすぐ好きになったのでした。クインシー・ジョーンズが作曲したのも少し驚きでしたが、プロデューサーがビートルズで有名なジョージ・マーティンというのもまた意外な発見。

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リアルタイムではないけど好きな筒美京平作品 沖田浩之「はみだしチャンピオン」(1981)

(作詞作曲 阿木燿子・筒美京平) 「金八先生」でお馴染みの方による森永製菓の「くるみの森」CMソング。お菓子名に反して曲は歌謡ロック風なのが面白いです。筒美3も気に入っていたという爽やかな声も良いですし、サビの異様に気合が入ったがなる感じの「カモン」がまたギャップを感じさせて魅力的。

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完全リアルタイムではないけど好きな90年代洋楽 Bone Thug-n-Harmony「Crossroads」(1996)

(作詞作曲 Bone · Tim Middleton · Tony-C) 全米8週1位獲得曲。当時亡くなったN.W.A.のラッパーEazy-Eを追悼するヒップホップではちょっと珍しいバラードタイプの曲で、歌詞も決して攻撃的なものでなく「(岐路である)十字路でまた逢おう、寂しくはならないよ」という内容のもの。近年のラッパーで言えばドレイクにも影響を与え、メロディ重視でもある彼らは言葉の壁が立ちはだかる日本でももっと受け入れられていいと考える今日この頃です。