一区切り

令和元年度の小学校教員資格認定試験合格が確定したのが昨年の1月22日。今週末でちょうど1年になる。

昨年11月から続けていた学習支援員も、明日で産休に入られるT1の先生の終了を以て終わり。理由としてはやはり会社員としての立場と学習支援員としての立場の両立が難しかったこと。それにより年初から体調を崩し、精神的なストレスで仕事を休みがちになっていました。

私は、諸々の書物を読む限り、いわゆる「繊細さん」(HSP)らしいですが、細かいことが気になったり、あれもこれもやらなきゃいけないという義務感に苛まれ、本業でも支援員でもそのような状態がずっと続いていたので、心身のバランスを崩してしまったようです。

こんな状態で学校に行って子供たちと接しても、逆に迷惑になるばかりか、現場の先生方にも迷惑をかけることになるかもしれないので、休養を取るより一時辞めた方が良いかもしれないと思い、学習支援員を辞めることにしました。

教員になりたいという気持ちはあっても、身体が言うことを聞かないもどかしさは確かにあって、まずは体調を元に戻すことを先にしないといけないと思います。

しかしながら、教員採用試験まで着実に日数は縮まっているし、試験対策もしなければという焦りもあって、なかなか気が休まる気配もなく・・・。

年末年始、自分は本当に教師になりたいのか、どういうつもりで教師を目指そうとしているのか、そもそも教師に向いているのか。自問自答の時間を過ごしました。

ただ子どもが好きだから、ではダメなのは当然だし、子供たちと関わって、叱ることも褒めることも必要以上にしてはダメ。学習がついていけない子どももいるのに、その子を置いてきぼりにして進むのも気になってしまって、思うような授業展開ができない。そういった諸々の悩みもありました。特に学習についてはT1の考えと私の考えが違うことで、不満に思うことも多少あったけれども、立場的にT1のクラスだからそれに従うべきだからと感情を抑えていました。

ただ、学習支援員でありながら授業をさせていただいたことについては、教育実習を受けられなかった私にとっては大変有り難いことでしたし、感謝しかありません。もっと自分のメンタルが強かったら、もっと続けられたかもしれませんが、本業がある以上制限がかかってしまうので、ここで一区切りにしたいと思った次第です。

何よりクリアにしなければいけないのは、教員を目指すという夢を追いかけるあまり、生活基盤を崩すようなことがあっては本末転倒で、やはり社会人として給料をいただいているからには社会的責任を果たすことが大前提であることは間違いありません。そして、いつしか家庭を持つようになったら(独身である私が言っても説得力がありませんが・・・)と考えると、よほどの覚悟がないかぎり、会社員から非常勤講師、常勤講師を経て正規教員になるのは、生活費の工面や安定した生活を鑑みてよくよく考えた方がいいというのが私が出した結論です。

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