一昨日の出来事(2月28日)

 昨日書いた文章が長くなりすぎたため、2月28日にあったことは今日記載させていただきたいと思う。

 約3週間前に父と大喧嘩をし「もう来ない」と、言い残し実家を出た私。
 2月28日に、私の家の経理を手伝ってくれている方と一緒に実家へ訪問した。

 経理の方に同行していただいた理由は、父と2人だけで会話するのでは彼がただ感情的になることが容易に予想がつくからだ。

 私が腹を立てた理由を説明し「このまま、おれを切って1人になったら誰も助けてくれる人いないよ」と、伝えた。

 そうすると、父は半分私の話をスルーしながら経理を手伝ってくれている方に「この間、急に脇腹から腰痛くなって救急車呼ぼうと思った」と、話し始めた。

 だが、病院に行くことが嫌いな父は、病院ではなく昔から信用している整骨院に行って体調が安定したと言う。

 私は心の中で尿管結石じゃないか、と思ったが、言ったとしてもどうせ知った風な口聞くなと言われると思ったため、それに関しては何も言わなかった。

 少し無言の時間が続き、私から「もし、それでどこかかなり悪くて入院なったら誰に色々頼むの?もう少し接し方を考えたほうがいいよ」と言った。

 「おばあちゃんが入院したときは、母さんと姉さん手伝ってくれて、母さん入院した時は、姉さんとおれも色々手伝えたけど、だれもいないとどうするの?」と、続けた。

 「ここでただおれが謝って父さんに許してもらうだけだと何も変わらない、また、同じことの繰り返しになる。例えば、おれがごめんと謝ったとする。そうしたら、父さんもおれも悪かったと一言あればこっちも全然違う」

 そして、私は今までも「チリツモ」で溜まった感情を捨て「この前は言い過ぎた。本当にごめん」と、伝えた。

 父は無言のままだった。私は少しだけ父が「おれも悪かった」と、いう言葉を発してくれることを期待したのだが。

 経理を手伝ってくれている方は「年取るとすぐそうゆうことできないんだよ」と、少し父のフォローをした。

 そのあとに父が絞り出した言葉は「おめーが来ないっていうから俺は腹くくってたんだや」と、言った。

 私はそれに対して「腹くくってどうするの?」と、返す。

 それに対して父は何も返す言葉がなかった。

 経理を手伝ってくれている方は「まず結論として毎月の計算の手伝いは〇〇(※私)に手伝ってもらって、銀行は〇〇(※父さん)に1人で行ってもらってっていうことでいいか?」と、私と父に聞いた。

 お互いそれで了承した。

 私は、銀行くらい私1人で行ってやってくるよ、と、父に伝えたのだが、それは父が1人で行くと言った。私はただ父と2人で行くのが嫌だったからよかった。父もまた年金等、私と経理の方に伝えていない中で好きに使っているお金もあるので1人で行きたい部分もあったのだろう。

 昔、私と私の姉に「おれは月に生活費10万しか貰ってねえから貧乏なんだや!」と、わけのわからない発言があった。

 私と経理の方は昔から父に20万ほど給料を渡している。しかも、光熱費、携帯代等は別に払っているので純粋に父が好きに使えるお金が20万ほどなのだ。

 私の価値観がおかしいかもしれないのだが、家賃も携帯代も光熱費もなく月に純粋に使えるお金が20万もあればとても贅沢に感じてしまう。しかも、何もせずに、だ。

 そんな余裕のある人がなぜ、人に対して優しくできないのだろうか、とも思ってしまう。

 最後になるが、父が救急車を呼ぼうと思ったと、話した際に私は少し喜んでしまった。私は最低な人間だと思う。なんなら、今までの人生で父と接してきた中でのことを思い出し、早くいなくなれと思ってしまった。

 父に私が腹を立てた理由を説明すると「過去のことばっかり言ってきて」と、返し、話を聞く気がない。自分が1番、他人からすれば栄光でもない過去の話をあたかも過去の栄光のように話す。

 「過去のことばっかり言ってきて」と、いう言葉に対して、私は「父さんと楽しい思い出も何もなくて、理不尽に怒られてわけわからかったことしかないから、そうゆう話しかできないよ」と、返した。

 私は今までどんなに人に腹を立てても死んでほしいと思ったことはない。
 だが、父は死んでほしいと心から思った。このまま何も変わらなければだが、このままではその心から思ったことを私が変えることはないだろう。

 私はいつも母の日記を読みながら文章を書いている。母との思いでをもっと思い出したい。だが、母の日記には必ず父への怒りが書かれている。

 邪魔するなよ、と思いつつ、母との思い出を私自身でもっと作っておかなければならなかったと後悔する。父への怒りよりもっと強力な思い出を。

 母の日記にもっと強力に私のことが書いていないこと、父に死んでほしいという気持ちを持っていること。

 何も変えれない自分。

 今日も後悔ばかりだ。

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