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サッカー人生初の挫折…。

前回、僕のサッカーキャリアの始まりについてお話させてもらった中で元々なぜかどこか自分に自信を持っていた小学生の僕が環境を変えてプレーする事を決めたのにも関わらず少しずつ自信を失い、周りと自分を比べるようになる…。

小学6年になるタイミングで少年団から東京ヴェルディのジュニアへプレーする環境を変えた僕は、ワクワク感とともにかなりの緊張をしていたのを覚えてる。

5歳からサッカーを始め、人一倍ボールを触ってきた自信と純粋にサッカーが大好きだったことと目立ちたがりやなことから常に一番でありたかった僕は、環境を変えたヴェルディジュニアで僕なんて比にならない程の上手いプレーヤーやトレーニングをしている選手の集まりに驚いた。

当たり前の事ではあるが、チャレンジしに行ったはずなのにプレーをしていけば行くほどそういった上手い選手と自分を比べるようになり、「自分じゃ通用しないのかな…」「皆んな上手いな」など大好きなサッカーのはずなのに消極的な事を考える時間が増えていった。

でも、やっぱり負けたくないし、勿論自分も上手くなりたいしと自分と向き合いながら上手い選手のいい所も盗もうと必死になっていたつもりだったが、今まで自分が一番だったと思っていた所から僕より上手な人ばかりの環境へ飛び込んで気づいた自分の言わば勘違いみたいな所のギャップに中々整理がつけれず、伸び悩みその間周りに置いていかれる状況になった。

それからも、そんな自分から中々抜け出せず大会などの出場機会も掴めず徐々に今まで持ってた自分の中での自信が薄れていった。

でも、それは自信ではなく、ただの「過信」に過ぎなかったのではないかと思うし、必死に頑張っていた「つもり」だったのではないか。

今回、冒頭で書かせてもらった「挫折」という言葉があるが、本当は挫折ではなく、過信からきているただの劣等感に過ぎなかったのかもしれない。

本来持つべき自信から上手くいかなかった時に周りと比べ、自分に矢印を向けなくなっていただけかもしれない。そこに対してもっと本気で取り組むべき事もあったのではないか。つもりになっていなかったか。

それは当時もそうだし、これからにも言えること。と凄く今では思う。

少し矛盾してしまった所もあるが似たような経験をされた方もいるのではないか。もっと自分に矢印を向けるべきではないか。ということを今の自分、これからの自分にも伝えつつ見ていただいた方にも何か少しでも気づきを与えられたらと思っています。

これまで話した事は、僕の経験と改善点。それからチャンスを掴んだ後のもっと良いチャレンジのしかたをこれを読むことで見つけてほしいと思ったし僕自身もよりよい方法を発信していけるようにと残したかった。

ただ、ここまで少し消極的な文面に感じるかもしれないが、小学6年の1年間ヴェルディジュニアでプレーして学んだ事は沢山あって悔しい経験も沢山した。ここでの経験は今現在までプレー出来ていることにも大きく関わっているしこの経験は後悔ではない。

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あくまでも経験。それをどのようにいかすかは自分次第。

これからもそういった経験を発信して夢や目標を持った選手に伝えていきたい!


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