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吹上第2トンネル ①

頭の中の話し。

吹上第2トンネルに入ったその時、あゆみさんは、僕の手を強く握ってきた。

あゆみさんは目を瞑り少し怖がっていた。

トンネルを抜けてから、事情を確認すると、閉所恐怖症と話す。
あゆみさんの自宅まで手を握ったまま、車を走らせる。



新卒から働き始めて、仕事を覚えたくらいの1年目の終わり

夜勤専属業務をしてくれる、アルバイト?パート?スタッフが入職した。

年齢は26歳だったかな? 女性。
見た目がちょっとギャルっぽい。
名前は仮に「あゆみさん」としよう!

上司から僕に、あゆみさんの夜勤業務の指導をお願いされた。


マンツーマンで、一から夜勤業務をあゆみさんに教えていた。

あゆみさんは、業界の経験者ということもあり、
流れを教えると、すぐに仕事を覚えてくれる方であった。

年齢も近かったのもあり、仕事中は冗談も言いながら楽しく過ごしていた。

パーソナルスペースが、かなり近い人だった。
※偏見かもしれないが、これが、ギャルの社交性なのかなと感じた。笑

初対面から打ち解けるスピードが凄く早かったのが、印象的であった。

深夜2時頃、一旦、業務は落ち着き、1〜2時間は何もない時間が生まれる。

休憩も兼ねて、椅子に座りお互い雑談をする。
※横並びではなく、斜め前?左前?に相手がいる座り位置。L字に椅子がある状態?笑

趣味の話し、出身の話し、休みの日の過ごし方等、楽しく喋っていた。

一通り、喋ったあと…一瞬、沈黙の時間が流れる。

前屈みの状態で喋っていた僕。

背もたれにもたれて、喋っていた あゆみさん。


沈黙の後、あゆみさんが、急に前屈みになる。


僕は ドキッっとしてしまった!

なぜなら、あゆみさんが前屈みになると、

お互いの顔の距離は30センチくらいになる。

30センチとは言え、体感は3センチだ!笑

動揺しながらも平然を装う。

しかも、あゆみさんが着ている浅めのUネックTシャツから見える胸元の色気が凄い。笑


今の年齢なら、ほぼスルーできるが、20代前半の男にはちょいと刺激が強い。

ピンク色のブラが見えている状態。笑

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