見出し画像

【鬼編集長の鬼編集日記 vol. 2】祝!写真集発売!!と、4/9 -12年目の春の日-出版記念ライブ

すっかりご無沙汰してしまいました。神奈川県より鬼編集長(仮)です。関東の桜も満開となりましたが、

2022年4月2日 『10年の幸福写真』 無事、出版となりました!!

予約をしてくださったみなさまのお手元にも届きましたでしょうか?

写真集の入稿が終わるまでの数ヶ月は、鬼になる間もなく、とにかく怒涛の日々でした。2月の記憶はほとんどありません。

本来なら、石巻にも出版社のある高知にも足を運んで仕上げたかったのですが、コロナ禍で叶わず、最終的にはオンラインを駆使しまくってみんなで仕上げました。

今回事前に制作メンバーで決めていたことは、コロナ禍を含め、震災から10年が経った“2021年”を、ありのままに記録すること。

写真に写っているものも、文字で残していることも、きっといつか懐かしくて古いものになるけれど、それさえもいつか見返したときの記憶のヒントになるよう、敢えて残しました。

写真集に写っているのは、いわゆる“普通の人”です。
石巻に何度も足を運んでいるわたしでさえ、知らない人がほとんどです。
もしかしたら“普通の人の記念写真を見て何がおもしろいの”と思う人がいるかもしれないけれど、これがおもしろい。理由は、個人的な見解かもしれないけれど、遠いところに住んでいる知らない人の人生が、自分の大切な記憶や体験と重なる瞬間がきっとあるから、です。


編集をしていて写真集に写ってくれている人たちの共通点をわたしなりに見つけたけれど、それは書かないでおきます。笑 が、大切な人に連絡してみようかなぁ。会いに行こうかなぁ。なんて思ってくれたら嬉しいです。

写真集の購入については、こちらの記事をご参照ください。

そして、写真集編集の中盤からわたしの中でフツフツと込み上げてきた願望があります。

『写真集をより多くの人に届けたい!』

『震災から11年間がんばってきた人たちのご褒美になるような日を作りたい!』(東北以外の人でも)

『写真集の完成を祝いたい!』(わたしもがんばったし)

『コロナ禍で人に会えなかったけど、ぼちぼち会いたい!』(できる範囲で)

『2年間いろんなことを諦めてきたから、今回ばかりは諦めたくない!』(ルールはあるけども)


というわけで、大好きなおふたりとけいすけの力を借りて、写真集の出版記念イべントを開催することになりました。

画像1

画像2

『10年の幸福写真』出版記念イベント
-12年目の春の日-

2022年4月9日(土)
石巻 BLUE RESISTANCE

<ACT >
【TALK】 平井慶祐(写真家 / 石巻市在住)
【MUSIC】 茂木洋晃(G-FREAK FACTORY), 染谷西郷(FUNKIST)

OPEN 16:15 / START 17:00

画像3


茂木さんと西郷くんのプロフィールはこちらをご覧ください。

G-FREAK FACTORY
FUNKIST


実は、わたしが2011年4月に石巻に行くことになったのは、西郷くんの一言がキッカケでした。(本人は覚えていないと思うけど)

そして、震災後最初に電話をかけたバンドマンは、茂木さんでした。(これも覚えていないと思うけど)

この人ならどうするかな?何を思うかな?と思い、2011年3月に、それぞれライブが開催されていた、長崎と名古屋に会いに行きました。

そのときに交わした言葉が今もわたしの活動の基盤になっているし、この11年間、何度もいっしょに石巻に来てくれて、いろんな瞬間に出会わせてくれました。

わたしが茂木さんと西郷くんが好きな理由は、“被災地支援”で終わらず、そこで学んだことや得たものを、“自分の場所”に持ち帰っているからです。“自分の場所”って、住んでいるところや、ステージ、かな。

今回はもちろんライブもしていただきますが、わたし的なメインイベントは、

“平井慶祐×茂木洋晃×染谷西郷トークセッション”!!

これはぜったいこの日しかできないし、どうしても聞きたい!と思ったので、お願いをしました。(しかもまあまあの長尺で)

3人が揃ったところを見るのはわたしも初めてなので、とにかく楽しみ!

【チケットはこちらから】
https://tiget.net/events/171179
チケット代の支払いは当日となります。


今回イベント出演のオファーをしたところ「けいすけのお祝いでしょ!」と即決してくれたおふたりですが、ええ、わたしも編集もイベントもがんばってますからね…笑

写真集同様、ひとりでも多くの人に届いたらうれしいです。


石巻の桜も見頃かなぁ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?