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就活支援をしながら、気付いたデジタルリテラシーの重要性

こんにちはKOUEIです!

私は人材業界に約8年在籍、約1000人程就活の支援をしてきました。その中で、就活生の中にはデジタルリテラシーにだいぶ差が出てきていることが見えてきました。

「長けている就活生と長けていない就活生にはだいぶ差が出てきている」とはどういうことかご説明させていただきます。

簡単に結論をお伝えすると、情報の収集の質が変わり、PDCAを回しやすくなるということです。

そもそもデジタルリテラシーとは何か

デジタルリテラシーとは「インターネットを中心にデジタル情報や通信について、さらにはそれらを活用するパソコンやスマートホンなどの機器やアプリについて知識を持ち、利用する能力」のことです。
参考記事:https://www.724685.com/word/wd180912.htm

今、ほとんどの学生の方の多くはスマートフォンを持ち、生活の中心になっていると思います。5年、10年前と比べて情報を収集難易度は低くなり、今の学生の方がものを知っているとも思っています。

しかし、一方で情報の取捨選択が難しくなり、考えがまとまり切らないケースも散見されます。ネットには昔からの記事もよく乗っており、昔ながらの就活スタイルを良しとしている学生も少なからずいることでしょう。

つまり、私がここでお伝えしたいことは、情報の取捨選択ができるように整理をする必要性を理解しなければならないということです。

デジタルリテラシーの重要性について

就職活動においては情報の自分事化を求められます。

・会社の社風を聞いて、働くイメージを深める必要があります。
・就活対策の口コミを見て、対応させる必要があります。
・求めている人物像を見極めて、ESを変える必要があります。

上で書いた内容はすべての学生が踏んでいるプロセスですが、このプロセスを分解したら下のようになります。

【情報を見つける】

【情報を理解する】

【情報と自分を比較する】

【現在の自分では足りていない部分を理解する】

【足りない部分をどう補うか考える】

【必要に応じて対策方法を調べる】

【対策の実行】

これをすべての企業で行うことは時間的に難しいですよね。

そのため、就活を行う上では今まで以上に時短を意識した情報収集と活用

が求められるということです。

デジタルリテラシーを高めて就活をしたAさんの事例

Aさんは私に就職活動が不安だということで、相談に乗っていた学生です。私立文系で、そこまで名前が通っていない大学だということをコンプレックスに持っており、就活に自信がないと言っていた彼ですが、最終的には1部上場企業から2社内定を勝ちとりました。

もちろん、彼は相当頑張り屋さんだったということもありますが、驚いたことは情報の仕分けと活用をしっかり行っており、普通の学生では考えられないくらいのスピード感で情報をまとめておりました。

作業量自体はそこまで多くないと言っていた彼ですが、就活を終えたときに見せてもらった情報をまとめているものを見ると、情報の量は半端じゃなかったです。そりゃ受かるよね.…と思うほどでした。

【Aさんから学んだこと】
・情報は収集するだけでは意味がない
・整理された情報をどこまで集めるのか
・行動量を担保するためのスケジューリングが緻密

デジタルリテラシーが低かったBさんの事例

Bさんは就職活動を進める中で、最終面接にて通過ができない日が続き、相談をすることになった学生です。明るく元気な女の子というイメージがあり、コミュニケーション能力が高かったので早いうちに内定を取るだろうなと思いました。また、ネットコミュニケーションも長けていたのでしょうか。Twitterのフォロワーも相当数いました。最終的には内定をとれましたが、彼女の本意の就活ではなかったのですないかと思います。

彼女と話していると不安なことが一つあったのです。それは情報に偏りがあったのです。会社で働くことについては理解が深かったのですが、会社についての理解が浅いことが多かったのです。

そのため、ESなどで志望動機内容が偏ってしまい、好印象を残しづらい状態だったのかもしれません。ESにも相当時間がかかってしまうことで受けれる社数が偏ってしまったみたいでした。

【Bさんから学んだこと】
・Twitterから流れてくる情報に飲まれ、何の情報か整理する必要があった
・コミュニケーション能力だけでは、限界がある
・時間がかかる作業はどこまで時短できるのか考える必要がある。

お勧めのサービス

そこで、皆さんが良く使っていたサービスのご紹介をさせていただきます。

とはいってもあまり使っても仕方ないのです。道具をそろえても使い方がわからないと意味がありません。また別の機会に詳細について書かせていただこうと思いますが、いったんお勧めサービスを記載いたします。参考にしてください。

【Googleスプレッドシート】
【Googleカレンダー】
【日経電子版】
【電源カフェ】
【就活ノート】
【ONE CARREER】


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