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釈迦の説きがたり一日一話

     八月五日  礼  儀⁡

 皆さんは他人との仲は失礼にならないように気を遣うものですが、親子、兄弟、夫婦の仲ともなると、つい気を許し過ぎて無礼なことになりがちです。⁡

 そうして些細なことから親子兄弟の喧嘩、夫婦の争いとなりお互いの間に大きな溝が出来たり離別にまでつながることもあるのです。〝親しき仲にも礼儀あり〟なのです。⁡

 お互いに気を許した仲でも、いつも礼儀を忘れずに接していれば円満に気分良く暮せるものです。皆一人一人その人なりの人格を持っているのですから礼儀をもって接するのは当然です。⁡

 人間が人間らしく暮す為には、礼儀が必要なのである。  ⁡
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常岡 智寶著 釈迦の説きがたり 一日一話より⁡

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    釈迦からのメッセージ⁡
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  私は生存中に、さまざまな修行をして数多くの教えを残したが、今ここで云えることは、人間は幸せには中々ようならぬということである。⁡
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 生きている間も、死んでからも、求め続けるばかりで幸せとはどんなものであるかを分かろうとしないからである。人間にとって幸せとは夢かまぼろしのようなものである。⁡
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 この物語(釈迦の説きがたり一日一話)は、難しい経文や教えの分からない人でも、自分達の身近な事柄の中から心が開けて、一歩でも半歩でも極楽への道を歩んでもらいたいという私の願いからである。

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