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釈迦の説きがたり一日一話

    八月七日  厄 病 神⁡

 彼奴は厄病神のような人間だと云われる人があります。⁡

 彼奴が来たらろくなことはないと嫌われて、帰った後で塩を撒かれる位です。それはどういう人のことでしょうか。⁡

 いつも働かずにごろごろと怠けている人、お酒を飲んで厭味を云う人、いつも愚痴と泣言ばかり云う人、お金の無心を云う人。こういう人は厄病神を背負って歩いているからです。⁡

 一日も早く福の神に乗り換えることです。ぐずぐずしているとあの世へまで厄病神のお供をせねばなりませんよ。⁡


常岡 智寶著 釈迦の説きがたり 一日一話より⁡

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    釈迦からのメッセージ⁡⁡
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  私は生存中に、さまざまな修行をして数多くの教えを残したが、今ここで云えることは、人間は幸せには中々ようならぬということである。⁡⁡
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 生きている間も、死んでからも、求め続けるばかりで幸せとはどんなものであるかを分かろうとしないからである。人間にとって幸せとは夢かまぼろしのようなものである。⁡⁡
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 この物語(釈迦の説きがたり一日一話)は、難しい経文や教えの分からない人でも、自分達の身近な事柄の中から心が開けて、一歩でも半歩でも極楽への道を歩んでもらいたいという私の願いからである。

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