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【インタビュー02】ハンバーガーから建築へ!グリーンホームズ新潟の目指す場所とは

マクドナルドのアルバイトで人間力を培った紘大さんは、卒業後、建築の道へ進んだ。現在は新潟市内の工務店にて住宅設計の仕事をしながら、ボランティアでグリーンホームズ新潟の「コミュニティーマネージャー」として活動している。


ーー「自分が暮らしているグリーンホームズ新潟をより良い場所にするために『イベントの企画』『コミュニティのアップデート』『広報』を担当しています。大家さんと協力しながら、不動産の整備とは違う切り口でグリーンホームズを盛り上げる支援を行っています」

きっかけは工務店で働く中で「建築設計だけでなく他のことにも挑戦したい」と思ったこと。別のコミュニティに所属するよりかは、自発的に何かを始めて取り組みたい。そう考えた紘大さんは2016年にグリーンホームズ新潟に入居するタイミングで、自身が名付けた「コミュニティーマネージャー」になることを決意。入居4日目で、大家に直接プレゼンをしに行った。


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きっかけは工務店で働く中で「建築設計だけでなく他のことにも挑戦したい」と思ったこと。別のコミュニティに所属するよりかは、自発的に何かを始めて取り組みたい。そう考えた紘大さんは2016年にグリーンホームズ新潟に入居するタイミングで、自身が名付けた「コミュニティーマネージャー」になることを決意。入居4日目で、大家に直接プレゼンをしに行った。

ーー「コミュニティーマネージャーという役職が元からあったわけではなく、ぼくがつくっちゃいました(笑)。プレゼンを聞いた大家さんは『君、変わってるね〜』と笑っていましたが、今ではとても協力的です。敷地内に「滝」を作る費用を出資してくれました」

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コロナ禍の前は、グリーンホームズの住民の皆さんが参加できる「カレーを食べる会」「美味しいコーヒーを淹れて飲む会」などを開催していた。

最初はいち入居者だった紘大さんが、自ら声をかけて人の輪を作り、楽しく気持ちの良いムーブメントを巻き起こした。
前回お伺いしたマクドナルドでの経験が蘇る。いち厨房スタッフだった紘大さんは、マネージャーとなって店舗の絆を強くし、楽しく売上アップを目指せる職場を作り上げた。
あの頃の経験が、グリーンホームズ新潟での活動に生きているのだ。

ーー今までの経験が現在にも生きていますね。

ーー「そうですね。アルバイト時代から、基盤は変わらないんだと思います。取り扱うものがハンバーガーから建築や不動産に変わって、規模や関わる人が増えただけです。変化しているというよりかは、アップデートされている感覚に近い気がします」

ーーさまざまなことに取り組める、その強いモチベーションはなんでしょう。

ーー「『ひとりでやるよりもみんなでやった方が、思いもよらないアイデアが出てきて面白いよね』という、単純なワクワク感(笑)。
コミュニティを作るにしても、リーダーシップを発揮するにしても、物事を分担して効率よく成果を上げるのが好きというわけではないんです。『良い空気感』の中で、みんなのアイデアがどんどん出てきて、そこからより良いものが生まれる……という流れが、自分にとってすごく大切です」

さらに、コミュニティーマネージャーとして現在力を入れている取り組みについても伺うことができた。

ーー「約60名が暮らしているので、人によってコミュニケーションの濃度はさまざま。毎回イベントに参加する方もいれば、そうでない方もいます。そのグラデーションを大切にしたくて、最近は『コミュニケーションの手法』について考えるようになりました」

そこで取り組み始めたのが、イベントに参加しなくともグリーンホームズに関する情報を受け取れるグリーンホームズ通信の作成だ。

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ーー「『イベントで盛り上がろうぜ! イエーイ!』がやりたいわけではなく(笑)、ここに暮らす方にとってより良い『外との繋がり』を提供できたらそれが一番嬉しいと思ったんです。そのための取り組みのひとつがこのグリーンホームズ通信。これからも色々なアイデアを考えて模索していきたいと思っています」

楽しそうに語る紘大さん。次の記事では、そんな彼の「向上心」について掘り下げていく。

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