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【インターン報告書】これからの人生に大きく活きるキャリアの基礎を身につけた

今回取材したのは、株式会社新潟家守舎にてインターンシップを経験した三宅春香さん。インターンを通して社会人としての大切な基礎を身につけた彼女に、この半年間を振り返ってもらった。
(聞き手・インタビュアー/ライター小野寺 美咲

左が三宅さん。たくさんの人たちと縁を繋いで
インターンシップの半年間を駆け抜けた
インターン開始時の三宅さんの自己紹介記事はこちら↓
大学院ではマルシェヤタイ(マルシェ屋台)の開発・研究も行っている三宅さん。
軽自動車で運べて、女性1人で組み立てられる屋台は、イベントで大活躍

三宅さんと新潟家守舎との出会い

建築・環境デザイン研究室で学ぶ中で、将来は建築の知識を活かしつつ、まちづくりに関わる仕事がしたいと考えるようになった三宅さん。

「そんな仕事あるのかな?」と思っていた矢先に、知人から教えてもらったのが紘大さんだった。

三宅 すぐに、大学の先生に「紘大さんって知っていますか?」と聞きました。すると「知ってるよ、話をしてみたいと思ってた」って。
そこからアポを取って、先生と私と紘大さんの3人でzoomでお話ししたのがはじまりでした。

インターンの内容:事務〜現場作業まで、10以上の案件に携わる

半年間のインターンで携わった案件がコチラ。
新潟各地を慌ただしく移動する日々が続いた

イベントのプレスリリース制作や当日の売上管理、懇親会のケータリング手配。時には現場での塗装作業に至るまで、幅広く携わった。
もちろん、初めてのことばかり。不安もあったけれど、どの案件も多くの方と協力しながら進めていくので、楽しみながら勉強できた。

イベント「8BAN PARK」では
次回開催時に活かすためのデータ測定も担当

三宅 「イベントは手段にすぎない」という考えも、インターンで学んだことのひとつです。
イベントの機会を大切に、敬意を持って運営しながらも、主催者はその先の「地域活性化」「人口定着」といった開催の目的とそのための目標を第一に考えなくちゃいけません。

いくつものテントが並ぶ
「8BAN PARK」
新潟家守舎がプロデュースしている
「お寺でキッチンカー」イベント
紘大さんから教わりながら書き上げたプレスリリース。
初めてのことに挑戦する毎日
新潟家守舎はイベントや懇親会の機会が多い。
ゲストもホストも心地よく過ごせるように気を配った
現場で壁を塗ったり……
物件の清掃をしたりすることも。

インターンの学び:キャリアの基礎となる3要素

インターンで学び、得たことは大きく分けて3つある。
①コミュニケーションの取りかた
②段取りの大切さ
③たくさんの人との繋がり

①コミュニケーションの取りかた
以前は指示を受けたらまずは動いて、疑問点が出てきた時に確認していたという三宅さん。しかしこれでは、確認したい時に相手に時間をもらえなかった場合に業務が滞ってしまう。
インターンを経て、指示を受けたらまずは想像するようになった。指示通り動いた場合を想像することで、その場で疑問に辿りつき、解決することができる。

②段取りの大切さ
イベントは「当日開催して終わり」ではない。開催中はイレギュラー対応に専念して動けるように、終了後には次回のためのデータ整理がしやすいように。多数の案件に忙殺されながらも、とにかく事前にできることをやり尽くした

③たくさんの人との繋がり
新潟家守舎の案件は、どれもたくさんの方が協力しあって形になっている。さまざまな業種、年齢の方と関係を深めることができた。今後のキャリアに好影響を与えてくれる、心強い仲間たちだ。

それぞれの学びは、今後どんなキャリアを目指しても活きてくる、社会人としての大切な礎(いしずえ)だ。
丈夫で長持ちする建築物も、基礎の強さが肝心。今回のインターンで、三宅さんは大切なキャリアの基礎を構築することができた。

これからの目標:まちづくりに欠かせないハードとソフトの設計ができる建築士に

三宅 インターンをするにあたって、2つの目標を設定していました。

「人に自分の考えを伝える」ことと「ささいなことでも質問する」こと。
正直、どちらも完璧に達成できたというわけではありませんでした。でも、人に考えを伝えるために情報発信する大切さは体感しました。
たとえば、私が実施したアクションをslackで共有した時には、紘大さんや他の仲間からフィードバックがもらえる。そうすると学びにもモチベーションにもなり、いい循環が生まれます。

それから、相手が忙しそうにしていると多少物怖じしてしまうものの、聞くことを意識できました。以前よりも質問力はついた……かな?

紘大さんというロールモデルを知れたこと。
多くの方と一緒に関わりながら案件を形にできたこと。
どれも、インターンがなければ体験できなかった

三宅 「まちづくりに携わる」という夢は、今後も変わりません。

インターンを通して、まちづくりを構成するのは建築というハード面と、そこに集う人などのソフト面なんだと強く感じました。建築の勉強をしているとハードばかり考えがちだけれど、実はソフトもめちゃくちゃ大事だって。
これからは、建築の専門性を高めて、ソフトも設計もできる建築士を目指していきます。2024年春からの就職先も決まっているので、今回の学びを活かして、頑張ります!

最後に:コウダイメッセージ

明るく、チャレンジ精神旺盛な三宅さん。業務が多岐にわたり、混乱を極める中、ついてきてくれました。もともとのポテンシャルに加えて、新潟家守舎インターンでもっとも資質を発揮したのが彼女ではないでしょうか。今では、安心して仕事を任せています。笑。

私自身も初めて、建築学生のインターンとしてだったので、建築の現場にも多くつれていくこことができて楽しい時間になりました。
本当にありがとうございました!今後の三宅さんの活躍に期待しますー!














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