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【インタビューしました】自分の興味を追いかける大学生に話を聞いてみた(後編)

前編の概要〕倉橋梨杜さん(くらはしりお・愛知学院大学3年)は、「自分の興味を追いかけ、自分を詳しく知ることで、密度の濃い生活を送れるようになる」といいます。そして、前編では興味を追いかけ、挑戦するようにになったきっかけと理由をお話してくださいました。前編の記事はこちら

ただ挑戦するだけでなく意味を持たせよう:分析のススメ


 今まで様々なことに挑戦してきた倉橋さん。しかし、挑戦することと同時に分析も大切にされています。


 倉橋さんは高校時代から一日一善(一日に一つ誰かにとって善いことをする)を続けていて、一日一善をした後に、ノートに行ったこと・こうしたらもっと良かったことを記入しているそうです。こうすることで、「○○という過程をたどって△△と思った」と可視化でき、次に生かすことができるからだといいます。


 そして、この「過程」が倉橋さんの大切にされているポイント。過程から得た情報を自分なりに分析することが「今まで気づけなかった自分に気付くこと」につながるそうです。


 ちなみに、具体的な分析例として、「映画を観て感動した。あの映画のキスシーンで泣いた。自分はこういうシーンで感動するんだな。」といったものを挙げてくださいました。

ただ挑戦するだけでなく意味を持たせよう:目標を決めるススメ


 倉橋さんは、分析と関連してもう一つ意識されていることがあります。それは、ある程度の区切りを設けることです。


 倉橋さんは、興味をもったことに取り組む際に、自分はどこまでできるのか・自分はこれに興味があるのか、を考えながら取り組んでいます。そして、これを基に達成したい目標のレベルの高低を定めているそうです。こうすることで、目標達成まで頑張り続けられるといいます。

「今まで気づけなかった自分」に気付くと何がいいの?


 どうして倉橋さんが「今まで気づけなかった自分」に気付くことを伝えたいのか。それは、倉橋さんは「目的をもつことが密度の濃い生活につながる」と考えているからです。

 目的を持つには、興味を持って挑戦・分析し、「今まで気づけなかった自分」に気付くことが大切だといいます。倉橋さんは、自分のアンテナに従って興味を追いかけ、自分の軸を知ることで、自らの理想の方向に向かっているのです。

最後に:今後はどんな人になりたいですか?


 倉橋さんは現在、就職活動を行っています。倉橋さんは様々なことに挑戦することで培ってきた知識を使って、周りの人に恩返しをしたり、社会人として地域・日本をよりよくしたりしていきたいと語ってくれました。



 「広く知った分だけいろんな人に寄り添える」。最後に仰ったこの言葉が、倉橋さんの人柄を表しているのではないでしょうか。

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