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初任、教員一年目に送る ①読んでおきたかった本 #7

中学校の教師として中堅教員になり、学校全体を束ねたり、若手を育成する場面も出てくるように。
と言っても今の新卒、若手は本当に優秀、素晴らしい人が多く、自分が初任の時にはできていなかった事を普通にこなしているわけだが、そんな自分でもアドバイスできることはあるはず。
ということで、年度末、生徒もいなくて割と心に余裕があるので、
自分が初日、教員一年目に知っておきたかったことをまとめる。


①読んでおきたかった本

これまでに多くのレジェンドな先生方が教師という仕事についての実践を本にまとめている。教員という多忙のな仕事をしながら、勤務時間外で本の執筆までできてしまう「仕事+1〜100」の事ができてしまうとても優秀な方々だ。(そんな存在に近づけるよう自分もnote執筆を始めたわけだが。)
読むべきジャンルは様々だが、自分は現在大きく分けて
①科学リテラシー ②授業力・伝え方・学び方 ③人間性・基盤 ④健康・資産
と分類して読書をしてきた。
読んでおけば良かったと思う本をあげてみる。

1.7つの習慣

ジャンル③ 人としてどうあるか。well-beingを語れるように。生徒にも伝えています。

2.イシューから始めよ 

ジャンル③ 頭がこんがらがっちゃう人に。

3.嫌われる勇気・幸せになる勇気 

ジャンル③ 対人関係の悩みが解消する。幸せは実際に主人公が教師になっての悩みで共感しやすい。

4.授業の腕を上げる法則(向山先生) 

ジャンル② 99%の先生がお勧めする一冊。授業の基本のキ。大学の教職課程で教えて欲しかったよ。恥ずかしながら2校目に異動してから知りました。

5.教師力アップ成功の極意(堀先生) 

ジャンル② 学級経営、教師としての在り方の基本のキ。さすが国語の先生。教師としてあるべき感覚の言語化が的確で刺さる。

6.コーチングの基本 

ジャンル② 生徒を伸ばすための必須スキル書。主体的に取り組むためには、主体的にさせるカリキュラムマネジメントが必要。そのためにはコーチングのスキルが必要。そのスキルを身につけるための本。

7.できる評価、続けられる評価 

ジャンル② 指導とは評価である。新学習指導要領になり日本中の先生が評価に困っている。そのQに対するAが書かれている本。

8.学習指導要領 

ジャンル② 中学理科なら理科のを読む。今朝、来年度の授業構想をするために改めて読んだけどイシューに立ち返ることができる。ゴールや目標、そのための手法の例が記されている。

そのほかにも上げるとキリが無いが、鮮度の高いもので言えばSNS界で著名な方々の本は間違いない。リアルタイムでシンギュラリティが起きている今、最先端の実践本を読むのは非常に参考になると思われるので、自分が惹かれた本はどんどん購入することをおすすめします。

かくいう自分は今↓の本が気になっています。

②初任、教師一年目に送る 次回以降は

②授業の進め方

③職員室机のポジション

④スケジュール管理法〜Notion~

⑤プロジェクト管理術〜Notion~

を書いていく予定。

取り急ぎ、心配で仕方がない新人にアドバイスをしておくならば、

基本は同じ学年の先生、主任の先生、管理職、同期、ネット上で情報を発信しているスーパー先生などメンターを見つけ、その都度聞くのが一番。
ルールや方針なんて学校ごと、学年ごと、管理職、学年主任によって違うし、自分の影響の輪の外を悩んでいてもしょうがない。どうしても経験して肌身で感じてみないとわからないことはある。

悩む時間があれば、その悩みを手帳に書き溜めておくとか、今のうちに自分のワクワクすることに全力してみることをお勧めしておく。

4月からの新生活に不安を抱えている人の一助になれば…。そして自分への懺悔20代のうちに読んでおけば…という後悔の念を思って書きました。
参考になるかどうかわかりませんが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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