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2022年1−7月の課題と実践の洗い出し1

新学習指導要領のスタート、生徒への一人一台端末の導入。それに伴った自治体のGoogleワークスペース導入。その他デジタルコンテンツの導入により、この2年間で大きく環境が変化した。
やること(やれる事)が増え、感染対策等にも追われ現場がカオス化している中、教員には新しいものを取り入れ、使いこなし、授業で活用していくことや、使い分けが求められる。(もちろん使わずに、従来型の指導システムで進めるやり方もある)
情報の海をどう溺れないように、デジタルコンテンツをうまく活用し、より良い学びを提供できるかがここ最近の自己研鑽のポイントのような気がする。
夏休みチャレンジということで2022年から半年やってきて見えた課題(モヤモヤ)と実践振り返りをまとめていく。今後の展望(ワクワク)はまた後日。

現状の課題(モヤモヤ)

  1. 時間に追われる日々(教材研究・評価する時間・研究に充てる時間・休憩時間がない)

  2. 校務分掌のバランス(担任・教科主任・研究主任・行事の主任・部活の顧問会代表)

  3. 部活ってなんなんだろう

  4. とにかく配布される紙が多い

  5. ICTの活用が校内に浸透しない

実践振り返り

  1. 時間に追われる日々(教材研究・評価する時間・研究に充てる時間・休憩時間がない)
    ➡️今年度、Notionでタスク管理を始めた。期限や仕事の見通しは立てられ、残業はせずに帰宅できているが、残業をしないために休日や朝の時間を使わざるを得ない。その時間は仕事以外の自分のための時間に使いたい。

  2. 校務分掌のバランス(担任・教科主任・研究主任・行事の主任・部活の顧問会代表)
    ➡️学年の仕事は受け持ってもらっているが、アンバランス感。
    どの先生も忙しい。行事の量ややるべき事そのものを減らしせないものか。個人としてできることは今年のデータをしっかり残し引き継ぐこと。車輪を再生産させる必要はない。

  3. 部活ってなんなんだろう
    ➡️部活による教育的な効果はあるし、自分自身部活によって人生が変わった。ただし、この4−7月でまともに放課後つけた日が何日あっただろう?会議や作業、対応などつけないことがしばしば。かといって土日にやれるわけでもなく、部員が増え感染対策にも気を配らなければならない(でもつけていない)部活につければ活動は充実するが、残業は必須。
    子育て世代、18時には帰宅したい人にとっては無理があるのである。人生の優先順位が家庭>仕事の身としては、部活はある程度で妥協せざるを得ない。

  4. とにかく配布される紙が多い
    ➡️会議資料のpdf化が進んでいる。それでも地域のお知らせ、保護者の会のお知らせ、ベテラン先生にはこれまでのやり方がある。また3年生進路指導が入ると、高校からの資料が半端ない。そういう自分も学級通信を大量に出しているのだが。。各教科の授業もプリントが主流。お休みの生徒の机の中プリントの山問題。
    毎週、机上整理タイムを設けている。理想は即スキャン→廃棄。全てがとまでは行かないが多少減らすことができている。iPad Airにより少しずつ改善。

  5. ICTの活用が校内に浸透しない
    ➡️せっかくGoogleワークスペース等のサービスが自治体で導入されたのに、使えない教員が多く、結局生産性が上がらない。Chatやドライブの布教をしているが、こればかしは学年主任や教務、管理職が導入してくれないとどうしようもないようだ。

よりよくしていけるように持続可能な働き方、新学習指導要領に向けた課題(主体的な学び・指導と評価・効果的なICT)の解決を模索中です。
そのためにもこの夏に徹底的にもやもやとその改善策をアウトプットしていこうとおもいます。

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