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研究主任、アンケート集計の自動化ソフトを作る #15
大型連休最終日の朝活。つい、夢中になっていたのが研究アンケートの自動集計ソフトの作成。これは働き方改革につながるのでは?と思いnoteに綴ってみます。
校内研究の楽々アンケートシステム。
フォームとスプレッドシートで
それぞれの先生にGoogleフォームで教科アンケートを取ってもらう。
※このこと自体ハードルが高い先生もいるが、この際研究の一環で便利さに触れてもらう。
担当はフォームのスプレッドシートのアドレスをアドレス集約シートに入れる。
![](https://assets.st-note.com/img/1683449255688-iOCftgcrRU.png?width=1200)
あとはこのアドレスをIMPORTRANGE関数で全教科分取り入れれば良い。
つまり、教科担任はアンケートを行うだけ。
こちらはリンク貼り付けと、IMPORTRANGE関数を教科分継ぎ足すだけで良い。楽ちん!
校内研究は負担。アンケート集計が散逸。楽に楽しくできないか。
現在アンケートはフォームを使う事が多い。ついアンケートをして満足してしまいがちだが、データを集めたら分析しなければ意味がない。
昨年度、フォームで取ったが、その集計は従来のエクセルで行うという手間のかかる物だった。スプレッドシートのデータでそのまま集計、グラフを自動作成できれば、先生方のアンケートの負担感が減る=研究に前向きになるのではないか。というモヤモヤから今回のソフト作成のきっかけだった。
自動集計ソフトの構造はこんな感じ
![](https://assets.st-note.com/img/1683448107895-YtyTLvWtHW.png?width=1200)
上の図だととりあえず3学年分の理科を集約している。
学年と教科を聞くことで、教科を抽出できる。
![](https://assets.st-note.com/img/1683448349789-QsNMeAlmln.png?width=1200)
上の図のセルは、質問1の選択肢Aを抽出している。
COUNTIFSで教科、学年を指定することでその先生のアンケート結果、グラフが自動で表示される
→教科実践報告にそのまま貼り付けて使えるように
複数のスプレッドシートを縦に結合するためには;を使うこと。
空白を含まない、複数のスプレッドシートをまとめるためには、QUERYで命令すること。where co1 is not null を入れること。
そんな初歩的なことに苦戦しながらもようやく完成。わかってしまえば造作もないことだった。。chat-GPT先生にアドバイスをもらうことで解決でき、AIを活用できたのも大きい。
校内研究を少しでも全職員で楽しくやるための手立ての一つに
研究推進委員の研究主任のミッションは、研究の推進力となること。このnoteが全国の研究担当の何か一躍になれば。
きっかけはコロナ禍
コロナ禍の在宅勤務期間、時間に余裕がある時にGoogleワークスペースが導入され、フォームやスプレッドシートを遊んでいたらQUERY関数とIMPORTRANGE関数に出会った。これは何かに役立つとの直感で夢中になっていじってきたが(何よりいじっていて楽しい)まさに今、有効活用できている。ワクワクや趣味の学びは無駄にならない。どこかで繋がってくると改めて感じた。
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