見出し画像

雛人形の選び方。大切なことなので、販売の現場からお伝えします。

雛人形を選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。

1.予算の設定
 まず最初に、予算を考慮することが大切です。雛人形には様々な種類やサイズがあり、価格も異なります。予算を事前に設定し、それに合った雛人形を選ぶと、無理なく素敵なものが見つかります。

2.飾る場所
 次に、飾る場所を考慮しましょう。雛人形は通常、ひな祭りの時期に飾りますが、飾る場所によって適した大きさやデザインが異なります。広い場所に飾るなら大型の雛人形が映えますが、狭いスペースに飾る場合はコンパクトなものが適しています。また、床に飾るのか、床の間に飾るのか、または家具の上に飾るのかにより、適した飾り方の雛人形があります。これは、売り場やサイトにてご相談を承れます。

3.仕舞う場所の確保
 ひなまつりが終わった後も考慮すべき点があります。仕舞う場所を確保しておくことは重要です。大きな雛人形はしまうスペースが必要ですので、仕舞う場所も事前に考えておくと便利です。余談ですが、ひなまつりが終わったらすぐに仕舞わないと「お嫁にいきおくれる…。」という話を耳にしますが、全くの都市伝説です。3月3日の夜や4日に無理せずに余韻を楽しみながら、春らしいお天気の日にホコリをよく払って、仕舞うことが大切です。

4.お気に入りの雛人形かどうか
 お顔やお人形の出来栄えも特に大切で、重要なポイントです。雛人形のクオリティは、お人形のお顔の表情や職人の胴体の造形の美しさや衣装の気付の仕方、着物のデザインなどで決まります。自分の好みやこだわりに合ったものを選ぶと、より愛着を持って飾ることができます。雛人形と永いお付き合いになるのだから、どうせなら品質のいいものをご購入されてはいかがかなと思っています。私は、実はこのポイントを接客の際に案外、販売スタッフがお客様におすすめしていないのでは、と感じることが多々あります。

5.その他の要素
 最後に、伝統的な雛人形かモダンなデザインか、また雛人形セットには飾り台や屏風、雪洞、桜橘やお道具が含まれることが多いので、全体のバランスも考慮しましょう。お店で直接見て触れることができる場合は、現物を確認してから購入すると安心かもしれません。コロナ禍以降、オンラインによる接客もお受けしているお店が多いので、お店が遠方の場合には、それらを活用することをおすすめします。自分や家族の好みやライフスタイルに合った雛人形を選ぶと、ひなまつりがより特別なものになります。

いかがでしたでしょうか。これらのどれか一つでもお検討してから雛人形選びをされると選択肢を絞ることがしやすくなりますよ。

お問合せやご相談はこちらまで


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?