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売買不成立

 昨年11月に内見した青梅市内の空き家物件ですが、空き家オーナーの心変わりにより、売買不成立となってしまいました。心変わりの詳細はわかりませんが、まあ、こちらで提示した金額が安すぎた(50万)こともあるでしょう。

 ただ、オーナーの奥様としては、草刈りなどの管理が面倒なので、幾らでもいいからとにかく処分したいというご意向らしく、今後奥様に所有権が移行するようなことがあれば、改めて話ができるかもしれません。が、私自身この物件への熱意はもうだいぶ冷めてしまっています(笑)

 この物件も合わせてまだ二軒しか空き家の内見&交渉をしていませんが、お金を出しさえすれば成立する通常の不動産取引とはまったく違うことを実感しています。

 先の記事にも書きましたが、そもそもほとんどの空き家所有者は、空き家を売る(もしくは貸す)つもりはたぶんないでしょう。実際、ジモティーで検索しても、「空き家を使わせてください」「空き家を無料で改修&家賃もお支払いします」のような依頼はたくさんありますが、空き家所有者のほうから「空き家を使ってください」のような依頼はほぼありません。

 数を打つような営業的な手段は性に合わないというか、空き家をさがしている地域は「青梅市内」&「駅から徒歩圏内」とほぼ限定しているので、下手な営業をして地域住民の心証を悪くしてしまうより、地域住民との関係を築くことからはじめたほうが良いような気がしています。

 そのためにとりあえず、無料のアートギャラリーを開きたいと思っているのですが、それ用に狙っていた賃貸の一軒家(住居兼店舗にもできる&青梅の繁華街にも近いベストな物件)が、つい先日なくなってしまいました(苦笑)

 まあ今はちょうど不動産の入れ替えが激しい時期でもあるので、アートギャラリーに展示する用の作品を準備しながら、気長に探していこうと思っています。


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