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どうでもよくないか。女性だからとか。

Netflixで「RBG 最強の85歳」を見た。

85歳で現役の最高裁判所判事としてアメリカで広く知られる女性ルース・ベイダー・ギンズバーグ(通称・RBG)に迫ったドキュメンタリー。
(※昨年2020年9月にお亡くなりに…。)

彼女が幼少期からずっと母親に言われてきたことが

・感情に惑わされない
・自立せよ

の2つだったらしい。

女性が働くことが当たり前になってはいるものの、
自立するというコトバで考えるとまだまだで、
経済的には女性の方が非正規雇用率が多いし、世の中の物事は男性を中心に決まっていくし、まだまだ男性主体の価値観であふれ、性差別は強く根付いている。

私がノーベルを立ち上げたきっかけは、母親だけがなぜここまで負担を感じないといけないのかという問題意識があったから。

でも、今までそれを性差別だ!といったジェンダー論として投げかけたことはない。それには理由がある。議論をしても結果はでない。投げかけて議論をすることに時間をかけるより、私は1人ひとりの両立のロールモデルを増やす実績を出す方が早いし、感情論ではなく、結果を出し続けるサポートでマジョリティを作っていくほうがいいと思ったから。

ドキュメンタリーの中でも、ルースが性差別をデモではなく、弁護士というスキルをもって解決しようとしたことを言っていて、納得がいった。

世の中にはマジョリティがあればマイノリティも存在する。
人間は違いや比較するものがあると差をつけたがる。

でも、私が大切にしたいのは
誰であっても何かをしたいと思った気持ちを大切にできる社会にしたい。
女性だからという理由でできないことがあってはいけないと思っている。
ひとりの人間として、やりたいことができる社会。

どうでもよくないか。
女性とか男性とかって。

自分を大切に、そして子どもを産んでも女性だから母親だからという理由で諦めることがあってはいけないし、
いくつになっても、私たちには学び続け、やりたいことに挑戦することができるサポートをしていきたい。

そんなことを思ったのでした。

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