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なんでもない話がしたい

誰かをお誘いするのって、忙しいかな?どうかな?ってぐるぐるぐるぐる考えてしまって、誘う前に疲れてしまったりする。時間をもらって有意義な時間にできなかったらどうしようとか、そんなことを考えてしまうと、会いたくても会えない。


会いたい人がたくさんいる。みなさま頭の回転が速くて、仕事のできる人たちだ。どう考えても、頭の中身が違い過ぎる。
おそらく、集まればカタカナ用語多めの難しい話が繰り広げられるだろう。

ついていけるだけの頭があればいいのだけれど、普段そういう人たちと離れていると脳はすっかりほのぼのモードになってしまう。つまり、ついていけない。

一緒に議論ができればなぁとも思うものの、つい気がそれて人間観察に没頭してしまったりする。

それでも、会いたいなぁと思うから困ったものだ。


なんでもない話しかできないかもしれないよ。上手く話せないかもしれないよ。有意義な時間にはできないかもしれないよ。楽しかったって思ってもらえないかもしれないよ。

それでも、会いたいなぁと思ってしまうから困ったものだ。


時間を無駄に奪ってしまいたくはない。けれど、会いたい。

だから、面白い人間でありたいなぁと思う。

相手はそんなこと気にしていないかもしれないけれど。


そんなこと気にせず、会いたい人と、なんでもない話がしたいな。

空の青さがあまりにもキレイで泣いた話とか、水溜りを覗いている猫が可愛かった話とか、寒くて鍋ばっかり食べている話とか、そんなどうでもいい話を、好きな人たちとしていたい。


#エッセイ #日記 #ここだけのどうでもいい話  

サポートとても嬉しいです。凹んだ時や、人の幸せを素直に喜べない”ひねくれ期”に、心を丸くしてくれるようなものにあてさせていただきます。先日、ティラミスと珈琲を頂きました。なんだか少し、心が優しくなれた気がします。