「今日の会議はどこでやるんだっけ？」そんな、ちょっとした物忘れを解決するアプリを作ってみた。
皆さん、こんにちは。とある企業で働く会社員Aです。今回は、本当にメチャクチャ身近で小さな課題を解決するために、Glideを使ってアプリを制作してみました。これが、結構簡単に楽しく作れたので、作り方を記事にしました！皆さんも、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
◆今回の課題
私の部署では、毎週決まった曜日にミーティングがあり、その会議室を毎月1回決まった日に、一括で予約しなければならないという事になっています。そして、次にどこで会議をするかの連絡を、ミーティング時にマネージャーから口頭で実施したり、メールで連絡したりするため、実際当日になると「今日どこだっけ？」と何人かがなります(笑)。メールで送ってるんだし、そのメールを探せばいいやんと思うかもしれませんが、意外と探せない人が多いのです・・。（メールが多く、埋もれる）しかも、意外と聞かれる頻度が高い・・。
◆なぜ、解決されていないのか？
誰かが場所を聞いて、それを皆に伝えていくという、暗黙のルール的な形になってしまっている。
書き留めておくホワイトボードなどが自部署にはない。
◆解決するために
簡単な会議予定表を作成し、メールではなくて、皆が普段から持ち歩いているスマホで確認してもらおう！と思い、Glideを使って「今日の会議室どこだっけ？」アプリを作りました。また、会議室予約等を実施しているのは、自分のため、変更・追加があったときにすぐに変更できるのも利点。
◆完成品
Glideで作った会議室検索アプリ #protoout pic.twitter.com/hTvfxXG92j
— kou-n (@kou_n2405) October 2, 2022
◆使用したツール
Glide
Google Sheets
◆作成過程（プロセス）
①Google Sheetsに必要な項目を書き出す
②Gliedに①のGoogle Sheetsをインポートする
◆実際に使ってもらって、どうだったか？（フィードバック）
今回は、まずは、会議に参加することが多い上司や同僚に、その後、あまり会議に参加することのない部下のパートの方に使用してもらいました。まずはパソコン上で見せて、その後に実際にQRコードを読み込んでもらい、自分のスマホで使用してもらいました。（スマホで見れるんだ！というのを強調するため・・この作戦は成功でした）そして、実際に使用してみて、不便に思ったところやこんな機能ないの？というのがあれば教えてくださいとお願いしたところ、いただいたフィードバックが下記になります。
アプリは分かりやすくて、いちいちメールを確認しなくても済むのでいい
定例ミーティングはこれで問題ないが、自分だけのミーティングなど、追加できないか？
2のとき会議名や人数、氏名など打ち込むのが面倒。（再度のFB）
会議参加者に、開始30分前になると通知が来るようにできないか？
このアプリに登録されたものが、Outlookの予定表にも反映できないか？
会議室の制限人数に合わせて、自動的にメンバーが選択され、変更は簡単にできるようにしてほしい。
◆フィードバックに対しての改善
①自分だけのミーティングを追加できるように設定
②会議名や人数、氏名などはプルダウン方式・選択方式にして、操作を簡略化
◆出来なかったことに対する解決策（案）
会議参加者への通知・・LINE Botで通知がくるようにする
Outlookの予定表への反映・・iPaaSを使い、Google DriveとOutlook予定表を連動させる。（基本的なOutlook機能との連携はできるようですが、未確認。導入コストも要確認）
◆まとめ
今回は、Glideを使って、メールよりも気軽にスマホで見れるアプリを制作しました。シンプルに作って、実際に自分のスマホで使ってもらうと、いつも使っている感じ（ネットショッピングやスケジュール帳など）に近づけたいと思うのか、「選択できるように」や「通知機能」などのフィードバックが出てきました。今回は時間的にも、通知機能やOutlookへの反映などまでは出来ませんでしたが、より簡単に、分かりやすく、出来るだけ手間のかからないように作らなければ、「スマホに入れて実際に使ってもらえないな」という風に感じました。今後は、そのあたりも気を付けながら制作していきたいと思います。