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英作文のコツがわかる本紹介

難関大学の英語試験には必ず出る和文英訳の問題ですが、結構日本語らしい表現のものが多くて直訳すると訳の分からない英文になりがちですよね。

この問題を解消してくれるコツが満載の本がこちらの「もっと減点されない英作文 過去問演習編」です。

河村一誠 著

この問題集でポイントとなっているのが英文と隔たりがある日本語を英訳可能な日本文(中間文)に変えることです。その手順は

  1. 余分な日本語をカットしスリム化

  2. 文脈が大きな力をもち一文一文はあやふやで省略が多い日本語の特徴を考慮し、意味をはっきりさせる

  3. 単語を限定し、全体として一貫した流れのある日本語にする。

です。

例えば
最近の傾向としては自立ということが大いにもてはやされているように思われる。新聞や雑誌をみても自立のすすめを説いているものによくお目にかかる。

これの中間文は、
最近の人は自立を最重要視する傾向があるようだ。私は読者に自立するように忠告する新聞や雑誌の記事をよく見る。
です。

解答例は
It seems that people today tend to highly value independence. I often see articles in newspapers and magazines that advise their readers to become independent.
です。

中間文を作ることで英作文を書きやすくする。意味をつかんでから英語でつじつまが合う文にするということですね。

この練習をすると一気に和文英訳が楽になりそうです!

受験生の皆さんに読んでいただきたい一冊です!

最後まで読んでいただきありがとうございました😊

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