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慶應文学部志望者必見小論文対策情報【偏差値40台中高一貫校からの挑戦】

慶應大文学部は、一般入試にも推薦入試にも小論文のテストがあります。
小論文は、高校でも学ぶ機会がなく模試はほとんどないので何が正解か分からない面倒な科目です。しかし、実は小論文こそが慶應文学部合格の鍵なのです!
小論文を制するものが慶應文学部の合格を、掴むことができると言っても過言ではありません😤
高校1年の時に慶應大文学部の推薦入試を目指すと決めた時、赤本をみてショックを受けました。推薦も一般も小論文が激ムズだったからです!
単に自分の意見を書くのではなくとても長い哲学的な文章を読み、その内容に基づき意見を述べなければならないからです。
まずは小論文の基礎的な書き方から始めて段々と過去問に取り組んでいくしかないと長期プランを立てました。
その時系列でどのような対策をしたのか、どの様な添削サービスや講座を使ったのかまとめてみました。

高校1年時 小論文の基礎を学ぶ 白藍塾

まずは小論文の書き方について基礎を学びたいけど塾に行くまではしたくないので通信制のコースを探しました。
そこで見つけたのが白藍塾でした。https://hakuranjuku.co.jp/

プレ受験コースをまず受講しました。作文には少し自信がありましたが、かなりダメだしを受けてショックを受けました。裏を返せばとても丁寧な添削で同じ先生にご指導いただけるので段々問題点が改善されていくのがわかってとても良かったです。

高校1年時は数学も定期試験対策をするため個別指導に通っており、英語も英語専門塾に行っていたので通信コースが負担になりすぎず丁度良かったです。

高校2年時 毎日学習会で場数を踏む

数学は不要になり英語の文法と、英検対策に力を入れるようになりました。
小論文も過去問に取り組み始めたかったのでオンラインで添削をしてくれるサービスを探したのですがなかなかお手頃価格のサービスが見つかりませんでした。そこで長女が大学編入試験の時に利用していた毎日学習会を勧めてくれたので試してみることにしました。

https://everydayprep.jp

LINE通話で10分指導をしてくださるサービスで、2日に一回または毎日提出した論文を添削しコメントをいただけるサービスでした。先生を指名できないのと時間をある程度しか固定できないのがちょっと難点でしたがとにかく量を、こなしたい方にオススメです。慶應文学部の一般および推薦入試の過去問回答を添削してもらいました。
過去問10年分をとりあえず一周しましたがなかなか納得のいく回答が書けず焦っていました。また先生によってすぐにOKをくださる方と結構ダメだしが多い方とバラツキがあったので何が良いのか少しわからなくなる時がありました。
高2の時は英検準一級もなかなか受からずこちらも焦っていたので高2の3学期は毎日学習会は小論文をお休みして英語の作文指導を受けていました。柔軟にご対応いただけたのが良かったです。

高3前半 白藍塾と毎日学習会合わせ技

高3になってまた白藍塾にお世話になることにしました。慶應国立大小論文コースを受講しましたが月に一度の添削なのでやはりもっと場数を踏むため毎日学習会と併用することにしました。
白藍塾のコースは初めの2、3回目まで慶應に特化した内容ではなかったのでこれでいいのかなと思いましたが4回目からは慶應文学部の形式が選択でき、知識インプットのための推薦書リストも大変役に立ちました。
試験対策で忙しいのですが慶應文学部は哲学書を読みこなす力が必要なので隙間時間に新書の哲学書を読むようにしました。
白藍塾も毎日学習会も初回の回答ではなかなか合格ラインに到達できずこのまま進歩がないのではないかと焦りが出てきましたがとにかく粘り強く何回も書き直しして形式に慣れていきました。
高3に入って第1回目の英検で準一級合格できたのである程度英語の勉強に区切りができたのは精神的に助かりました。自己推薦書に書くネタが1つ増えて良かったです。英語の語彙量も飛躍的に増やせました。

高3夏休み 河合塾小論文講座とフェロー活用

白藍塾と毎日学習会を継続していましたが他の受験生との比較ができていなかったので河合塾の夏期講習で小論文のクラスを受講しました。浪人生もいて初めは上位になれませんでしたが最終回には合格点が取れ、お手本の例として取り上げてもらえるようになりました。他流試合で少し自信がつきましたが白藍塾と毎日学習会はなかなか良い評価が得られず苦しみました。
また河合塾にはフェローという学習サポートをしてくださる方(大学院生や講師の方です)がいて塾生は無料で利用できます。夏休み中は小論文指導をしてくださるフェローに毎週解いた過去問の小論文を見てもらっていました。初めはかなり赤を入れられて凹んでいましたが夏休みが終わる頃には褒められるようになったそうです。

高3夏休み以降 西早稲田教育研究所添削サービスで合格ラインを知る

慶應文学部の推薦入試の過去問を他の添削サービスでも添削してもらい過去の受験者と比べてどのくらいの位置にいるのか判定してもらいたいと思うようになり、新たな添削サービスを探してみました。
そこで見つかったのがWIE西早稲田教育研究所でした。https://www.wie.co.jp
慶應文学部推薦入試の過去問を添削して過去の受講生の合否を踏まえて合格ラインかどうかまたどのように書き直したらいいかアドバイスをいただけたのが自信につながりました。
とても丁寧な添削で書き直しも更に添削してくださるので良い練習になりました。合格ラインに達していると2回目から言われるようになり随分自信がつきました。
秋からは、河合塾の小論文講座をレギュラーで受講開始しました。毎日学習会、白藍塾も継続していたのでほぼ毎日なんらかの小論文に取り組んでいました。
河合塾の小論文講座のテストで7割近く取れるように最後なっていたので実力はついていったのだなと思いますが、小論文は正解がないので最後までこれでいいのかと不安に思っていたようです。
特に白藍塾はなかなか良い評価が得られず1番厳しかったのですが最後の書き直し小論文は完全に合格ラインを超えられるようにようやくなりました。白藍塾は厳し目なので良い評価がもらえなくても合格できます。より良い答案を書けるようになるのでめげずにやることが大切です。

推薦入試直前期 慶應文学部大学院生の方にご指導いただく

定期試験後の自宅自習日を活用したり、本番直前は学校を1週間お休みして毎日小論文を書くことを決めていましたが添削してもらうのが追いつかないということに気づき、新たに添削してくださる方を探しました。
そこで見つかったのが慶應文学部の大学院生の方です。3週間くらいの期間でしたが5回ほど添削指導をしていただきました。
その中でなぜ慶應文学部が古文漢文現代文という科目ではなく、小論文を入試科目にしているのか教授から聞いた話なども聴かせていただきとても参考になりました。
やはり同じ大学の学部に合格された方から色々な情報を頂くことができればそれに勝るものは無いと痛感しました。その方のご指導のおかげで本番自信を持って小論文が書けました。

最後に

小論文はとにかく書いて、書き直しての繰り返ししかないなと痛感しました。
推薦入試専門塾もありますが費用が高額であることと一般入試対策の塾と両方行くのは時間的にキツイと思います。
結果として通信添削や個人指導の組み合わせが色々融通が効いて良かったです。
それぞれに合うスタイルがあると思うので自分に合う方法を探すと良いですね。
長文最後まで読んでいただきありがとうございました😊

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