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錆びていく
2021年5月31日実装 【雨情】に関するネタバレがあります。
反対から書きます。
○場面・傘
ひなまど相合い傘
雛菜が持つと、円香が濡れる。
円香が持つと、雛菜の頭に当たる。
...
どうにも噛み合わないので、もう1本買うことに
でも、雛菜はお財布持ってない様子。
円香は雛菜が逃げてもいいように利子で脅しかけます。
円香の記憶では、雛菜には交換日記の前科が。
「毎日交換するとは決まってない」って止めていた記憶があります。
でも雛菜の記憶では、円香先輩の前科です。
「どうせ いつか終わるなら、いつ終えたっていいでしょ」と
「よく覚えてるね」
意図して忘れたフリをしたのか、
今の今まで忘れていたのか。
○場面・鳴
プロデューサーに遅れる連絡をする小糸と3人。(海出要素)
とりあえず返信待ちまで手持ち無沙汰です。
円香「すぐに来いってことになるかもしれない」
小糸「迎えに来てくれるかも...?」
雛菜「(迎えを前提に)来てくれるまで何する~?」
浅倉「ダメ?打ち合わせ 学校じゃ」
(ここの会話4人4色で好き)
プロデューサーは、円香が言うには部外者
浅倉が言うには保護者です。
返信が来ました。雨が弱まってから来て
とのこと。
雨宿りで、再び暇です。
取り敢えず、お菓子でもつまみます。
...
吹部の練習が聞こえてきます。
円香が言うには、下手でいつも同じところの練習ばかり。
浅倉も簡単そうとコメント。
小糸が、リコーダーの練習を浅倉の家に集まって、この4人でしたことを思い出します。
ほか三人は覚えていません。
詳しく聞くと、小糸もあんまり続いた記憶はありません。
この4人で何かを長く続けられた記憶はありません。リコーダー、勉強会、交換日記。
じゃあ、アイドルは?
過去の円香が言うには「どうせいつか終わるなら、いつ終えたっていい」はずです。
じゃあ今の円香は、
○場面・雨
風邪を引いた円香。
母も買い物に行ってどうも家が静かです。
いつも通り過ごしていたらどうなっていたかを思考します。
大事な授業はない。
むしろ持久走を休めてラッキー
でも、雨でやってないかも...
いやでも、体育館でやったかも...
今どうなっているか、知ることはできません。
レッスンも、事務所による用事もありません。
小学校の鐘が鳴る。
雷が鳴る。
雨が強くなる。
でも、風邪で家にいる円香には関係はありません。
家のチャイムが鳴る。
でも、風邪で家にいる円香には関係...
小糸がお見舞いに来てくれました。
熱だということをプロデューサーから聞いたようです。
「いいから ちょっと入れば」
「...昼、食べてくでしょ」
と小糸を引き止めようとします。
円香にとって、関係あることは貴重なのです。
円香がいなくても、外の世界は周ります。小学校の鐘はなり、雷は鳴り、雨は強くなる。
持久走は行われ...いや、それは知ることすらできません。
だから、小糸が家にお見舞いへ来たことは外と自分をつなぐ貴重な出来事なのです。
帰り際、小糸に「サボり」「不良への第一歩」などと冗談を飛ばします。いつもの調子です。
小糸を見送った後、そういえば、と前にも雨の中小糸が何かを持ってきていたことを思い出します。
交換日記です。
交換日記は、「どうせいつか終わるなら」と円香が止めました。
アイドルも、「どうせいつか終わるなら」と止めていたら、どうなっていたか。
小糸が早めに終わった3時間目でお見舞いへ来ることはなかったでしょう。なぜならそれを教えたのはプロデューサーなのです。
【カラカラカラ】手すりの錆
P「円香は、みんなのことが好きなんだな」
円「...好きとか嫌いとか、あえて考えたりしませんね 一緒にいるのが当たり前なので」
P「うん... あぁそうか... アイドルを続けていれば、ずっと一緒にいられるもんな」
「どうせ いつか終わるなら、いつ終えたっていいでしょ」
その発言を、意図して忘れたことにしておきたかったのか、今の今まで忘れていたのか。
確かなのは、それが過去ということだけです。
余談:昼光っているもの
○場面・鳴
吹奏楽の練習は、"いつも"練習していました。
それはこの4人には、ない。
なかったものです。
もしかしたら、「もったいないことしちゃった」のかもしれません。
ひどくなった雨にかき消される演奏は、目立つ花火の元で踊る"それ"なのかも。
(雛菜は「そういう曲なんじゃない?」と肯定寄りの発言でした。)
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