GRADの先には理想の自分
※イベントコミュはストーリーストーリーまで
p/sアイドルのコミュは2020/04/30まで
コミュのネタバレがあります
（ノクチルは2021/04/19まで）
前回note：拝啓 GRADの先の君へ
○前置き的な
皆さん、シャニマスの3択ってどうしてますか？
1つ読んでそれっきり？
とりあえずtrue読む時に1つだけ読んで優勝後に他の選択肢回収？
私は、true読む時に全て回収する派です。読んだのに読み切ってないモヤっと感があんまり好きじゃないので。
さらにこだわりがあって、選択肢を見たときに
「1番共感出来るやつ」
「2番目に共感出来るやつ」
「あんまり選びたくないやつ」
を判断して、2番目→あんまり→1番目と読みます。
こうするとシャニPと自分の波長の合い具合がなんとなくわかったりします。
○本編
前回noteより
GRADのシナリオを読む前にある程度、今のところのアイドルの印象を書いてまとめておきたい。
GRADを知らない感想を書けるのは今だけ！
前回のおまけくらいの気持ちで書いてたけど、人数的には5人から4人に減ってるのに、文量が1.5倍になってるし、なんなら全員分書きたくなってきた...（いつになるんだ？）
○風野灯織
・印象的なコミュ
星合アステリズム/青い短冊に願い事
柔らかな微笑み/かつて夢みた眩しい姿 歩む先には理想の自分
淡雪の戯れ/無邪気な結晶
（落下予測地点/そして標となる）
（清閑に息をひそめて/せんり）
真面目すぎるみたいなところがあったが、今は他人との距離感や自分に対しての評価や自信がガラッと変わった子
だんだんとイルミネとかプロデューサーとの距離感が縮まってる感が好き
青い短冊に願い事は、短冊にみんなで願いを書くコミュ。
めぐるが願いを「灯織があんまり心配しなくてよくなるわたしになれますように」にしようとしていることに対して、灯織が「少し寂しい」「仲間の心配はさせてほしいから」
というシーンが初期より仲良くなっている感があって好き。
そういえば、この後めぐるが灯織に抱きつくんですが、灯織が「急に抱きつかないで」って最後に言ったのっていつなんだろ、最近ない気がする。
（余談）一番好きなめぐるハグはキャプテン★パンプキンの(...hug you)、ブランケットへのハグです。
かつて夢みた眩しい姿は、灯織がアイドルになろうとしたきっかけを語るコミュ。中学の頃に見たアイドルの影響で、アイドルになれれば嫌いな自分でも、何かを好きになれるんじゃないかと思ったから。
歩む先には理想の自分は、そのアイドルに少し近づけた、そして、たくさんのもの、事務所の仲間、応援してくれるファン、応えるためのステージ、プロデューサーを好きになれたという回答をくれるコミュ。(きっちり恋愛感情否定するの灯織らしくて好き)
柔らかな微笑み、WING S4突破の「今まで見てるだけだったアイドルたちと肩を並べる」だったり、WING優勝の「少しだけ自分のことが好きになれた気がします」の補完として完璧なんですよね...
無邪気な結晶は、公園に残った雪を見てはしゃぐというだけのコミュ。でも、最初の頃の灯織なら絶対に遊ばなかったと思うし、真面目（すぎ）な灯織が年相応さにはしゃいでいるというのが関係が近くなったのを感じられて好き。
アニメーションのはしゃぎ方も思いっきりというより、文字通り少し背伸びしてみた感じのはしゃぎ方なのがまた...
○月岡恋鐘
・印象的なコミュ
ばりうまかブルース/おかえり〜！
ストーリーストーリー/からっぽの家
闇鍋上等/マシ マシ
(感謝祭/ねぇ、アンティーカ)
(輪になって/私だって知らなかったのに)
アンティーカのセンター！
…
そう、恋鐘がセンターなんだよ…
ただの卑しか要因だと思っててごめんな…
(1pt計上)
からっぽの家は、テレビ局の悪意ある編集に落ち込んでいるアンティーカ5人の晩ごはんを
「こいは、ごはんじゃなか～」
「ここにもう、アンティーカはおらん！」
と言うシーンが好き。
おかえり～！は、卑しかポイントが高いのもそうなんですが、恋鐘にとっての"ごはん"の重要さがわかるコミュ。
ストーリーストーリーを読んだ後に、このコミュを読んだので、このコミュでやっと「こいは、ごはんじゃなか～」の重要さというか恋鐘らしさに気づいて暴れている。
アンティーカのリーダーは恋鐘しかいないと実感させられた。
「マシ マシ」「ねぇ、アンティーカ」「私だって知らなかったのに」の3つは、恋鐘メインではないけど、恋鐘が他のアンティーカメンバーを元気づけているコミュ。
特にマシ マシは、まみみの価値観的に好きなコミュだけど、それ以外にも恋鐘の"ごはん"の重要性に注目してみると、"ラーメン屋の特別さ"がなんとなく見えてくる。
更に、その後のイルミネーションが好きじゃないという、まみみの価値観を否定することなく、でも楽しんだほうが得やけん！みたいな方向性へ"無意識に"連れて行こうとできるのは月岡恋鐘にしかできないことだなぁと感じる。
まみみも、咲耶も、三峰も元気づけられるのは月岡恋鐘って感じがするし、それがアンティーカのセンターということなんだろうなって感じ。
霧子とはゆらゆら～してました。お日様らしいので？（未読）
○大崎甜花
・印象的なコミュ
事務所。静粛。大輪の華。/Wonderful World
好きなものはなんですか？/番外編『and more...』
I♡DOLL/I am … I am IDOL
シャニマス始めたてのころに、秘密のダラダラタイムを読んでドン引いた記憶がある。それが今はこんなに成長しちゃって...（父親？）
Wonderful Worldは、アイドルにしてくれたプロデューサーに感謝を伝えるコミュ。
甜花は、甘奈に迷惑かけてばかりで、もっと自立できるようになりたいけど、無理だと思っていた。けど、自分には遠いと思っていたアイドルの世界に入って、甜花の世界が広がった。みんなを楽しませて、笑顔を分けたいと思うようになってきた。
そうしてくれたのはプロデューサー。だからおかえしとして楽しんでくれるライブがしたい。
WINGで「甜花にアイドルなんて無理…」って言ってた時から、めちゃくちゃ成長したって感じがして好き。（あと同カードのNight Flowerが海乙女と地味に繋がってるのも良）
番外編『and more...』は連載コラムを見ながら好きなもの探しを思い返すコミュ。
プロデューサーと探した以外にも、自分でも好きなものを見つけて、コラムを書いた甜花。でもプロデューサーと見つけた好きの方がいい。
甘奈と行った遊園地、千雪さんと行ったゲームショップ・・・。
そこからプロデューサーが、今までの4つの好きなものとか、遊園地、ゲームショップ等の共通点を察するんですけど、その共通点がね...
I am … は、甜花の呼ばれ方についてのコミュ。
甘奈は「甘奈ちゃん」と呼ばれてたけど、「大崎さん」「大崎姉」など、名前を呼んでくれることが少なかった。甘奈がちゃんと名前を呼ばれたのは、明るく、みんなの名前を呼んでたからで、甜花はなんにもしてなかった。
でも、アイドル始めてからみんなが甜花を「甜花ちゃん」と呼んでくれるようになった。こうやって甜花にファンレターを送ってくれるようになった。それはアイドルを通して甜花のことを知ってくれたから。
I am IDOL は、甜花がアイドルという話。シンプルにその一点のみなんだけど、かなり好き。文じゃなくて直接読んでくれ～（以下ほぼ原文）
スタイリストさん、カメラマンさん、音響さん、演出さん...
「甜花の、こと…！ アイドルに、してくれて…ありがとうございます…！ …みんなのおかげ…です…！」
…プロデューサーさん、も…
「甜花のこと…！ アイドルに、してくれて…ありがとうございます…！」
甜花は…アイドルだから…！
なんというか、シャニマスって「これが、この比喩で～」みたいな比喩系が得意分野のイメージがあるんですが、そんな中「アイドルなんて無理…」って言ってた子が、変化球も間接的でもなく直接ガツンと伝えられるとくるものがね...
あと、千雪の時に取っておきたいので話題はほどほどにしておきますが、薄桃色にこんがらがっての例のシーンで甘奈を気遣って「先に甜花、行きます…！」って言う姉甜花な～～
○浅倉透
・印象的なコミュ
ハウ・アー・UFO/うわの宙
pooool/泳げばとうとし 虫たちの夜
10個、光/2つめ、いつか
（感謝祭/ライク・ザ・シー）
（途方もない午後/所感:頑張ろうな）
透のサポートコミュ、というか思考回路？が感覚的で難解だけどかなり好き。
浅倉透って日常の風景を、違和感とかから思ったことを抜き出してきて、咀嚼する過程を自覚してないけど、いつのまにか自分のものに取り込んでしまうみたいな、そういう感覚がある。日常を丸呑みする怪物。
難しいから、自分の解釈が全然違うかもなのはご了承。（あと死ぬほど文が長い）
うわの宙は、UFOと人工衛星の話。
前のコミュでは、透がUFOに興味というか憧れを持っていた。しかし、新聞で「人工衛星」の可能性があることを知ってからは、どことなく気分が落ちている透。UFOの現実を知ったからだ。
宿題。夏休みの終わり。急激に現実に戻される。
人工衛星（現実）は何もしなくても勝手に回わっている。
どっかに行きたい力と、行けない力を抱えながら回り続ける。
人工衛星（現実）はUFO（憧れ）になりたいか、それともなりたくないのか。
poooolは、そんな現実と憧れ、どっちにするかの第一歩コミュだと解釈した。限定にするな！
文章難しすぎて読み返したコミュランキング1位です。でもそれだけの価値がある。透の思考を読み解こうとするのは本当に面白い。
泳げばとうとしは、透が月（憧れ）の魅力に当てられる話。
サッカーボールをプールに入れてしまい、誰かに見つからないか怯えながらも取りに行く透たち4人。冬だからプールに水は張られていない。月は映っていない。水は張られていないけど、クロールの真似をしたりと楽しむ。
ボールを元に返すために、空を見上げる透。月を見ることができるその空を、水が張られていると比喩する。
月がいる空は水が張られていて、泳ぐのに気持ちがいいはずだ。
「月まで行こう」
虫たちの夜は、そんな考えがプール（現実）に揺らぎ始めるコミュ。
小説の話を雛菜にする透。その小説には、虫たちの声で静かないい夜を過ごしている窓辺の奥さんが描かれていた。
でも、透は疑問に思う。窓の外では虫たちが戦っているのに、いい夜なのかと。
「全然静かでもいい感じでもない」
「でも、奥さんにはいい夜ってこと～？」
奥さんには奥さんの感じた良さがある。これも奥さんにとっての事実だ。
雛菜の指摘で、透はあの夜を思い出す。注目される月の下で、ざわざわしても気づかれない、そんな心地よい夜だった。これは透にとっての事実だ。
なら、月を目指す必要はないのかもしれない。
4人は水の張られていないプールで楽しんでいたのだから。
poooolのコミュ単体でも良いのに、この後のノクチルイベの海に出るつもりじゃなかったしの前日談的雰囲気もあって本当に好きですね。自分の中ではサポの中で一二を争うくらいにいる。
2つめは、昼と夜に光っているものの話。
毎日乗っているバスではあれど、いつもと反対側で、時間は夜で、ふだんと違う感じがする透。
Pは、よく通るようになった道の住人の多さに気づき、透は、昼には気づかなかった降車ボタンの光に気づく。
昼光ってるものには気づかない、夜なら見えるのに。
でも目立たないだけで、昼の間もちゃんと光っている。
「俺、ちゃんと見えてるからな 昼の間も光ってるもの ・・・光ってるものは光ってるんだ」
ノクチルPV初登場時の社長 (生配信：2nd Anniversary 前夜祭)
「だが、忘れてはならない。空を見上げるばかりだったあの時の気持ちを いつか羽ばたきたいと思う、その思いを
プロデューサー！ お前は少女たちの夢に、どう答える？」
いつかは、"景色"の話。
優勝した全能感？で機嫌のいい透。
「"ここ"って誰かのもの？」
「誰のかのものじゃないといいなって思っただけ」
この心地いい景色が、今が、誰かのためだけに作られた場所で、その人専用の景色であったら、誰もわかってくれないし、共感することができない。
夕方から夜に変わって、空の星がだんだんと増えてくる。さっき光っていた星がわからなくなる。
誰のものでもないんだったら、景色を共感できるファンや、仲間や、幼馴染がいて、最初の昼の輝きも忘れずに、いつかその星を見つけられる。
感謝祭/ライク・ザ・シー
浅倉「（ファンのみんなは）何、見えてたかな」
（中略）
浅倉「なんか、こっちが見てたって感じだったから」(海の景色が映る)
樋口「見てるぶん、見られてたんじゃない」←世界最高透理解女
透「そっか いいね
見えてたのか あれ」
「誰のかのものじゃないといいなって思った」景色が、感謝祭でファンのみんなに共有されている。
○あとがき
透の文量多すぎ、これでも抑えたんですよ（特にpooool）やっぱり始めた時期もあって、ノクチルに肩入れしちゃいますね。
ノクチルといえば、GRAD誰最初に読もうかな～、前回書いた樹里とか夏葉からかな～とか悩んでいるうちに、GRAD来ちゃって結局樋口が初になりました。次に浅倉透。
（浅倉は読む前に書きました、そういうコンセプトなので）
2人とも
ま～～～～～～～～～～～～～～～じで、𝓟𝓮𝓻𝓯𝓮𝓬𝓽すぎて
「え？このクオリティが25人分あるの？本当にこんなに期待しちゃっていいのか？」って良い意味でGRADへの食指が動かなくなってます。
「GRADまでのTrue、恒常だけでも読み切ってからの方がいいんじゃないか...」的な状態です。新シナリオ発表されてるのにやばい。
最後に、これはまだGRADを読んでいない人に朗報なのですが、GRADを読むまでの仕込みとして、ソロ曲を出来るだけ聞かないでおいて、GRAD読み終わった～～～～って時にEDとして聞くとマジでトべます。
樋口円香の夢見鳥は追加された時に即聞いちゃったのですが、浅倉透のstaticeでマジでキマリました。お試しください。どうなっても責任は取りません。
それではまた、次回があれば～
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