無題。



君が諦めきったこの心を


ぐちゃぐちゃにかき混ぜるから


まだ飛べるって勘違い出来るんだ。


どうせなら原理が解明される前の


クマバチの様に


どこまでも飛んでいけるまで


君の言葉で僕の腐りかけの


頭をぶん殴って欲しい。


きっとさ。


きっときっとさ。


カッコつけ過ぎていたんだ。


もっと盲目的でがむしゃらで


良かったんだ。


僕もまだあの映画みたいに


月にタッチ出来るのかな。


そしたらヒーローって


呼んでくれるかい?


まだ僕を待っててくれるかい?







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