狭いと思っていた家はもっと広くて、ほしかったものは手の中にあった
警報級の大雪だというので、楽しみにしていたエゴン・シーレ展を見送って、家でおとなしく過ごすことにした。
何をするか。
いろいろあるけれど、今もっともモチベーションが高いのはもちろん、片付け!である。
おうち生活大改造PJと銘打って、モノに溢れた我が家を「いるだけでニンマリしてしまうような幸せ空間にしたい!」という願望を叶えるべく片付けを始めたところ。
では、本日の進捗を報告します(ノリに乗ったのでめずらしく2000字越え)。
本棚
昨日は、本棚の本を段ボール1箱分断捨離した。
雪舞い散る中、郵便配達員さんに集荷に来てもらって今朝送り出したところだ。すっきり!
その勢いで本棚の書類を整理して、ビジュアルをちょっと良くした。小物も並べ直した。
玄関
我が家の備え付けの靴箱には、フラットな棚板の他にヒールをひっかけて斜めに収納する金属部品がついている(伝われ)。でもひっかける部分のないスニーカーはひっかけられないので、絶妙なバランスで載せていた。それが少しの衝撃で崩れ落ちたりするので、地味にストレスだったのだ。
よく見たら、靴箱の隅に「スニーカーなどはフラット板に載せてください」と注意書きがあった。そりゃそうだわ。
入居してから4年経つけど、ようやく正しく靴箱を活用できるようになった。
きれいに並べて、玄関の空いたスペースに押し込んでいた諸々を片付けて、玄関は見違えるほど広くなった!
わたしがずっとガサゴソやっているので、気になったウサギがちょこまか動き回る。広くなって嬉しそう。
容赦無く靴を踏むのでいつもはウサギの侵入を警戒しているのだけど、今日は玄関に靴が出しっぱなしじゃないので気にならない。片付けるだけで、こんなに寛大な心持ちになれるなんて。
広い空間が生まれたので、いつも部屋の奥へ持ち込んでいた鞄を玄関に置いておくことにした。コートもかけられるようにしたい。
ついでに、先送りにしていた大型ごみの回収の手配もしちゃおう。
壊れたキャリーケースと、一度不燃ごみで出したのに戻ってきてしまったホットカーペットと、ベランダに放置してある座椅子。
いまどきはLINEとクレカで手配と支払いができちゃうらしい。一歩も家を出ず、一本も電話をかけずに済んだことに感動。出不精のわたしにはどちらも億劫すぎるのだ(もっと早くやっておけばよかった!)。
キッチン
棚の中身を全部出してみた。処分できたのは少しだけだったけれど、わたしはいいことを思いついた!
頭上の棚にしまっていたグラス類を、足元の引き出しに移動させることにしたのだ。
これには理由があって、第一に頭上の棚ってわたしの身長だと微妙に取り出しにくい。背は高い方だけど、それにしても奥のものは見えないし、そういう場所で割れ物を出し入れするのってリスクが高い。
第二に、夫がよく棚の扉の角に頭をぶつける。開けたものを閉めるとか、出したものを戻すとか、そういう作業がてんでダメな人なので(なおかつ身長がちょうどいいので)、開けっぱなしにした扉にわりと毎日頭をぶつけている。痛みに懲りて閉められるようにならないかななんて思ったけど、その前に扉を外しそうな気がするので、別の方法を考えた。つまり、よく使うものをそこに入れなければいいのだ。そうすれば夫がその扉を毎日開ける必要がなくなるし、自動的に頭もぶつけなくて済む。これぞ仕組みづくりである。
そういうわけで、グラスを全部引き出しに移動した。今度は腰が痛いとか言い出すかもしれないけど、当面はこれでやってみよう。
ハーブティー用のカップは、Pinterestでいろいろ見ているんだけど、いまいちピンとくるのがない。というか、何がわたしのニーズにマッチしているのかがわかっていない。
わたしのニーズは、大容量。ポットで作ってカップに移すのは洗い物が増えるから嫌だなと思っていて、だけど大ぶりのカップってもはやティーカップではないのでは…と。
お昼に使ったカフェオレボウルを洗っていて、「もしや?」と思いついた。もしや、カフェオレボウルでハーブティー飲んでもいいんじゃないの? これは大発見かもしれない。
電子ピアノ
これは、テーブルをちょっとずらすだけのこと。
でもそのちょっとをすることで、一気にピアノを弾くハードルが下がるのだ。我ながら名案すぎる。
ピアノの上に載っていた帽子とかかぎ針編みの作品とか紙とかを全部どかして、被せていた布をめくる。もしかしたら半年ぶりぐらいに電源を入れた。
ブルグミュラー25の練習曲の「無邪気(Innocence)」と「小さなつどい(La petite reunion)」をつっかえつっかえ弾いてみた。今年は弾くぞ。
あー、すっきり!
次は脱衣所の床下収納も片付けたい(底に髪の毛が溜まるのなんでだろう)。ネクストミッションに取り組んだら、また報告します。
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