見出し画像

来週の読書リスト

① 『日本の歴史10 戦国の群像』

池上裕子 著

② 『日本の歴史11 天下統一』

熱田公 著

日本史学び直し月間、継続中。
応仁の乱を経て京の都はすっかり荒み、室町幕府も朝廷も弱体化。戦国の世に…。
地方都市がどんどん栄えて、百姓たちが立ち上がって、とにかくいろんなことが激動でちょっと置いていかれ気味である。
「日本の歴史」だけを黙々と読み続けるのはわりとしんどいので(人出てきすぎ。読み方わからなくなりがち)、学習漫画と交互に読むのがわたし的にはちょうどいい。

③ 『源氏物語(上)』

角田光代 訳

図書館のカウンターで手渡されたときには、そのあまりの分厚さにギョッとしたものだけれど、読み始めると結構スイスイいける(さすが角田光代訳と言うべきか)。
ラディゲの『肉体の悪魔』を読んだ直後だからというのもあるが、光の君と『肉体の悪魔』の僕の感覚がすごく似ているなと感じた。徹底的に自己中で、惚れた女のことは人形かなにかだと思っている。対象が単数か複数かという大きな違いはあるものの、根底にあるマインドが同じなのだ。
恋ってそういうものなのか、たまたまこれら2つの作品が反映した現実が類似していたのか。よくわからないけど、読んでいてまあまあムカつくけど、ひとまず読了を目指そう。


以下は、毎日少しずつ読む予定の本。

・『人生を狂わす名著50』

三宅香帆 著 / 今日マチ子 絵

ここのところ「日本の歴史」シリーズに偏ってしまっているので、新しい風を入れたくて昨日久々に開いてみた。
読みたいと思った本には付箋をつけてある。
最初の付箋が指していたのは、三島由紀夫の『美しい星』。自らが宇宙人だと覚醒した一家の物語だという。どういうことだかよくわからんが、とても面白そう。

・『すばらしい人体』

山本健人 著

しばらく前に本屋で衝動買いをして、ずっとこの「毎日少しずつ読むリスト」への加入を待機していた本。加入は果たされたものの、全然手に取られずにいまだ枕元で待機中。

・『生活の中の治療』

アルバートEトリーシュマン・ジェームズKウィテカー・ラリーKブレンドロー 著 / 西澤哲 訳

これはわたしのバイブルなので、今年に入って2周目。自分なりの理解を深めるために、1章ずつがっつりノートを取っているところだ。インプットとアウトプットをたくさんして、しっかり身につけたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?