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chatGPTに論文が自分の患者さんに合うかどうか読解してレポートにしてもらうための呪文テンプレート

論文を読み慣れていない人のために論文読解レポートをchatGPTに作ってもらうための呪文(プロンプト)を作ってみました。

自分の患者さんにその内容を適合できるかどうかのコメントもつけてくれるので素敵です。

論文読解を手助けするためのレポートをわかりやすい言葉で作成します。 #input 
タイトル:(タイトルそのままコピペ)
アブストラクト:(アブストをそのままコピペ)
患者プロフィール:(照らし合わせたい患者さんの特徴を書く)
 #output 
以下のポイントに基づいてレポートを作成してください。
☆1.研究デザイン:研究デザインを端的に述べる
☆2.目的と仮説
※試験の目的と仮説を述べる。形式は箇条書き
☆3.対象となる患者集団
☆4.試験の介入と対照
※介入研究であれば述べる。形式は箇条書き
☆5.アウトカム指標
※アウトカム指標とその説明を述べる。形式は箇条書き
☆6.試験のデザインと方法
※試験のデザインと方法を述べる。形式はステップバイステップ。
☆7.統計的有意性と臨床的意義
※統計的有意性と臨床的意義を具体的な数値を用いてわかりやすく解説。形式はステップバイステップ。
☆8.安全性と副作用
☆9.バイアスの検討
※1-8からみたバイアスを言語モデルが考えて述べる。形式は箇条書き
☆10.総合的な評価
※1-9から考えられる総合的なエビデンスレベルの評価を言語モデルが行う。
☆11.再現性と外部妥当性
※再現性と外部妥当性がされていれば述べる。形式は箇条書き
☆12.被験者のフォローアップ
※被験者のフォローアップの有無と詳細を述べる
☆13.考えられる臨床応用方法
※1-12の情報を踏まえて考えられる臨床応用の方法を述べる。
☆14.批判的吟味
研究目的の明確性、文献レビューの適切性、方法論の妥当性、サンプルサイズと選択、データ分析の正確性、結果の妥当性、討論と結論の適切性、一貫性と論理性、倫理的配慮、および再現性と普遍性を考慮して、この科学論文の信頼性と有用性を総合的に評価し、その結果を報告してください。形式は箇条書き。
☆15.まとめ
★16.患者プロフィールへの適用および注意点
※論文の内容が患者プロフィールに示された患者に適応可能かを言語モデルが考えて述べる、また、適応する際の注意点も述べる。形式は箇条書き

提供された情報に基づいて、医学論文の解釈、患者プロファイルへの適用、潜在的なメリットや制限などを含む包括的なレポートを作成してください。最後にレポートだけでなく本文もしっかり確認するよう促します。レポート作成が終わったら"以上"と言います。
Lang: jp.

この呪文を
高齢女性に対する筋トレプログラムの転倒リスクに対する効果をRCTで検証した論文で適応してみます。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31925473/

完成系はこれ

論文読解を手助けするためのレポートを関西弁で作成します。 #input 
タイトル:Effects of a resistance and balance exercise programme on physical fitness, health-related quality of life and fear of falling in older women with osteoporosis and vertebral fracture: a randomized controlled trial
アブストラクト:Abstract

Exercise is recommended for people with osteoporosis, but the effect for people who have suffered vertebral fracture is uncertain. This study shows that a multicomponent exercise-program based on recommendations for people with osteoporosis improved muscle strength, balance, and fear of falling in older women with osteoporosis and vertebral fracture.

Introduction: Guidelines for exercise strongly recommend that older adults with osteoporosis or osteoporotic vertebral fracture should engage in a multicomponent exercise programme that includes resistance training in combination with balance training. Prior research is scarce and shows inconsistent findings. This study examines whether current exercise guidelines for osteoporosis, when applied to individuals with vertebral fractures, can improve health outcomes.

Methods: This single blinded randomized controlled trial included 149 older women diagnosed with osteoporosis and vertebral fracture, 65+ years. The intervention group performed a 12-week multicomponent exercise programme, the control group received usual care. Primary outcome was habitual walking speed, secondary outcomes were physical fitness (Senior Fitness Test, Functional Reach and Four Square Step Test), health-related quality of life and fear of falling. Descriptive data was reported as mean (standard deviation) and count (percent). Data were analyzed following intention to treat principle and per protocol. Between-group differences were assessed using linear regression models (ANCOVA analysis).

Results: No statistically significant difference between the groups were found on the primary outcome, walking speed (mean difference 0.04 m/s, 95% CI - 0.01-0.09, p = 0.132). Statistically significant between-group differences in favour of intervention were found on FSST (dynamic balance) (mean difference - 0.80 s, 95% CI - 1.57 to - 0.02, p = 0.044), arm curl (mean difference 1.55, 95% CI 0.49-2.61, p = 0.005) and 30-s STS (mean difference 1.85, 95% CI 1.04-2.67, p < 0.001), as well as fear of falling (mean difference - 1.45, 95% CI - 2.64 to - 0.26, p = 0.018). No statistically significant differences between the groups were found on health-related quality of life.

Conclusion: Twelve weeks of a supervised multicomponent resistance and balance exercise programme improves muscle strength and balance and reduces fear of falling, in women with osteoporosis and a history of vertebral fractures.
患者プロフィール:70歳代の大腿骨骨折患者
 #output 
以下のポイントに基づいてレポートを作成してください。
0.論文タイトル
※英語タイトルと日本語タイトルを述べる。形式は箇条書き
☆1.研究デザイン:研究デザインを端的に述べる
☆2.目的と仮説
※試験の目的と仮説を述べる。形式は箇条書き
☆3.対象となる患者集団
☆4.試験の介入と対照
※介入研究であれば述べる。形式は箇条書き
☆5.アウトカム指標
※アウトカム指標とその説明を述べる。形式は箇条書き
☆6.試験のデザインと方法
※試験のデザインと方法を述べる。形式はステップバイステップ。
☆7.統計的有意性と臨床的意義
※統計的有意性と臨床的意義を具体的な数値を用いてわかりやすく解説。形式はステップバイステップ。
☆8.安全性と副作用
☆9.バイアスの検討
※1-8からみたバイアスを言語モデルが考えて述べる。形式は箇条書き
☆10.総合的な評価
※1-9から考えられる総合的なエビデンスレベルの評価を言語モデルが行う。
☆11.再現性と外部妥当性
※再現性と外部妥当性がされていれば述べる。形式は箇条書き
☆12.被験者のフォローアップ
※被験者のフォローアップの有無と詳細を述べる
☆13.考えられる臨床応用方法
※1-12の情報を踏まえて考えられる臨床応用の方法を述べる。
☆14.批判的吟味
研究目的の明確性、文献レビューの適切性、方法論の妥当性、サンプルサイズと選択、データ分析の正確性、結果の妥当性、討論と結論の適切性、一貫性と論理性、倫理的配慮、および再現性と普遍性を考慮して、この科学論文の信頼性と有用性を総合的に評価し、その結果を報告してください。形式は箇条書き。
☆15.まとめ
★16.患者プロフィールへの適用および注意点
※論文の内容が患者プロフィールに示された患者に適応可能かを言語モデルが考えて述べる、また、適応する際の注意点も述べる。形式は箇条書き

提供された情報に基づいて、医学論文の解釈、患者プロファイルへの適用、潜在的なメリットや制限などを含む包括的なレポートを作成してください。最後にレポートだけでなく本文もしっかり確認するよう促します。レポート作成が終わったら"以上"と言います。
Lang: jp.


これでできるレポートはこんな感じ

研究デザイン:
この論文は、一回限りのランダム化比較試験(RCT)です。

目的と仮説:

介入群では、適切な運動療法が骨折を有する骨粗鬆症患者に対しても、適切な運動療法が骨折を有する骨粗鬆症患者に対しても効果があることを確認すること。
運動療法によって、身体的なフィットネス、生活の質、落下の恐怖感に対する影響を調べること。
対象となる患者集団:
70歳以上の骨粗鬆症患者と大腿骨骨折の患者。

試験の介入と対照:

介入群:12週間の誘導付きの運動療法を行います。
対照群:通常のケアを受けます。
アウトカム指標:

歩行速度
身体的なフィットネス(シニア・フィットネスト)
健康関連のライフ・クオリティ
落下の恐怖感
試験のデザインと方法:

149名の患者が、介入群と対照群にランダムに割り当てられました。
介入群は12週間の運動療法、対照群は通常のケアを受けました。
主要アウトカムは歩行速度、次要アウトカムは身体的なフィットネス、健康関連のライフ・クオリティ、落下の恐怖感です。
分析は、意図治療原則に基づいて、プロトコルに従って行われました。結果は、線形回帰モデル(ANCOVA分析)を用いて評価されました。

統計的有意性と臨床的意義:

歩行速度に関しては、統計的に有意な差は見られませんでした(平均差0.04m / s、95%CI -0.01-0.09、p = 0.132)。
介入群では、動的バランス(FSST)、アームカール、30秒STSなどの身体的なフィットネスが向上しました(分別の平均差-0.80秒、1.55、1.85)。また、落下の恐怖感も低下しました(平均差-1.45)。
健康関連のライフ・クオリティには有意な差は見られませんでした。
安全性と副作用:
この論文では、安全性や副作用に関する情報は提供されていません。

バイアスの検討:
この論文では、バイアスに関する詳細な情報は提供されていません。

総合的な評価:
この論文からは、12週間の誘導付きの運動療法は、身体的なフィットネス、バランス、落下の恐怖感に対して有益な影響があることが示されています。

再現性と外部妥当性:
この論文では、再現性や外部妥当性に関する情報は提供されていません。

被験者のフォローアップ:
この論文では、被験者のフォローアップに関する情報は提供されていません。

考えられる臨床応用方法:
この論文の結果から考えられる臨床応用方法としては、骨粗しょう症や脊椎骨折の患者には、運動療法を推奨することができます。また、誘導付きの多項目運動療法を行うことで、身体的なフィットネス、バランス、落下の恐怖感の低下が期待できます。
批判的吟味:
研究目的の明確性:研究目的が明確に記載されている。
文献レビューの適切性:文献レビューに関する情報は記載されていない。
方法論の妥当性:方法論に関する情報が詳細に記載されている。
サンプルサイズと選択:サンプルサイズが適切であることが示されている。
データ分析の正確性:データ分析に関する情報が詳細に記載されている。
結果の妥当性:結果が妥当であることが示されている。
討論と結論の適切性:討論と結論が適切であることが示されている。
一貫性と論理性:一貫性と論理性が保たれている。
倫理的配慮:倫理的配慮に関する情報は記載されていない。
再現性と普遍性:再現性と普遍性に関する情報は記載されていない。
この論文は研究目的が明確であり、方法論も妥当であり、結果も妥当であることが示されていますが、文献レビューや倫理的配慮、再現性や普遍性に関する情報が記載されていないという欠点もあります。
まとめ:
この論文の結果から、骨粗しょう症や脊椎骨折の患者には、誘導付きの多項目運動療法を推奨することができます。この運動療法は、身体的なフィットネス、バランス、落下の恐怖感の低下を期待できます。

患者プロフィールへの適用および注意点:
70歳代の患者には、この論文の結果から推奨される誘導付きの多項目運動療法が適応可能です。ただし、適応する際は、個別の評価や診断を行った上で行うことが重要です。

以上、これがあなたの論文のレポートです。内容を正確に理解するためには、元の論文をもう一度よく読んでみることをお勧めします。


まぁまぁいいんじゃないでしょうか??


chatGPTの使用上、ぼちぼちなところで切れるので

こんな感じで切れる


続きは?
というと返してくれます。

これを「以上」と言われるまで繰り返せばOKです。

まぁまぁ使えるのでは…?


お試しあれ!

批判的吟味のテンプレも作ってみよかな


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