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3回目の劇場版センキョナンデス(ネタバレありあり)と記念トークライブを見た感想

3回目の劇場版センキョナンデスは配信視聴、記念トークライブ付き
 
1回目は公開日翌日にポレポレ東中野で
上演後はダースレイダーさん(以下、ダースさん)と
プチ鹿島さん(以下、鹿島さん)両監督による舞台挨拶を楽しんだ。
 

1回目、ポレポレ東中野監督舞台挨拶より


2回目は3月下旬に渋谷シネクイントで
1回目は話に入り込むあまり
うっかり聞き逃してしまった劇中の曲と
1回目は気がつかずダースさんと鹿島さんの話で知った
ある方の出演シーンの確認。
1回目と同じく上演後は監督舞台挨拶を楽しんだ
両監督の舞台挨拶は1回目も2回目も
1本の長尺しゃべくり漫才を見ているようだった。
 

2回目、渋谷シネクイント監督舞台挨拶より


 
映画はYouTube配信「ヒルカラナンデス」から始まり
香川1区ナンデスというトークライブの取材と漫遊に
ダースさんと鹿島さんが
2021年 衆議院議員選最終日の香川1区へ。
同時期に撮影されていた映画「香川1区」とは違い
四国新聞と平井卓也氏が中心
 
配信では映画館で見たような揺れ感がなかった
1回目、最前列で見たときは軽く目が回ったが。
 
うどん食べてるシーンが美味しそう。
現地に行かないと味わえないのだろうな。
 
ダースさん・鹿島さんが「本人」ってタスキしてみたいって話している
まさかそれが、今年実現するとは。

平井卓也氏の事務所に行くとため書きがいっぱい。
ピリピリ感が伝わってくる。

ダースさんと鹿島さんが候補者をかぶりつきで見る図。
去年、水道橋博士が松井一郎氏をかぶりつきで見ていたのを
Youtubeに挙げていたのはあのパロディーだったのか?

小川淳也氏を囲むの人たちが若い人や子供がほとんど。
一方、平井卓也氏を囲む人たちが怖そうなおじさんばっかり。
 
平井卓也氏の練り歩き(パレード)
取り巻き以外はダースさん・鹿島さんだけ。
近寄って来る人がほぼほぼいない。
パレード後
鹿島「手応えは?」
平井「ん?」
のくだり、何度見ても笑ってしまう。

四国新聞には気をつけてくださいと言ってる背後で
記者が撮ってる場面は怖くもあり笑える。

毅然とした態度で四国新聞記者に
疑問をぶつける鹿島さん、何度見ても凄い。

四国新聞社ロビーでのシーン
・視聴3回目にして気がついた、四国新聞社員の背後でメモ取る人は何者?
・警備員がゴミ箱に空き缶(?)を捨てる時の音が絶妙なタイミング
偶然とは思えない、演出みたい。
 
 
続いては2022年 参議院議員選挙期間中の大阪へ。
菅直人氏の応援演説に同行取材など

菅直人氏の練り歩きあれ、平井卓也氏の練り歩きと随分違うな

ダースさんと辻元清美氏(以下、辻本氏)が話す場面“
あの人”が力なく通り過ぎていった。
数ヶ月後一躍注目されることになるあの人が。

3度見た辰巳孝太郎氏の演説やはり上手い

平井卓也氏と同じ自民党候補、松川るい氏の演説中には
「何撮ってんだ」って詰め寄る人来なかったな。

「ユーチューバーの皆さんもどうもありがとうございました」は
何度聞いても笑う。

菅直人氏のパートナー信子さんの演説何回見ても見事だなと。

安倍晋三氏の訃報を知った後の辻元氏の後ろ姿を見た鹿島さんの
「あの後ろ姿が真実だよね」そう思う。

週刊誌報道が出た後「戦うリベラル」について何も答えなくなった菅直人氏にあれ?

京都にやって来た松井一郎氏を探す場面、答えは大阪の選挙を取材した
統一地方選ナンデスで松井一郎氏に直撃した件にあった。

辻元氏の選挙事務所辻元氏の背後にあるメッセージが
貼られたボードの彩りがきれい。
為書きよりこういうのがいいな。

エンドロール後の沖縄の場面と“センキョナンデスは帰ってくる”という字幕今思うと次回作「シン・ちむどんどん」の予告編みだったのだなと。
 
 
映画は3回見ても見ごたえあった。
何度見ても笑えるシーンがある。
劇中曲がかっこよく効果的に使われてる。
3回見て発見した箇所があったりした。
 
 
 
映画が終り記念トークライブへ
ダースさん&鹿島さん両監督、ゲスト、三輪記子さん(以下、三輪さん)
劇場版センキョナンデスプロデューサー大島新さんと前田亜紀さんの座組
 ライブは三輪さん持参のメモを中心に。
鹿島さん、前日のヒルカラナンデスの時は声が出しづらそうだったけど
はとんど元に戻っていて良かった。
 
三輪さんのマルチバース話。松川るい氏は自分だったかも。
 
ダースさん・鹿島さんが大阪で松川るい氏と再会した話は
劇場版センキョナンデスの後日談のよう。
三輪さんの松川るい氏への熱い思い伝えたら、あっさり一蹴される。
 
自分が弱い存在だと認めたくないから弱さを回避する、嫌う(嫌悪する)弱いものとされる自分を嫌悪するために拒否する→“弱さを嫌悪するという概念”があることを知る
 
三輪さん、馬鹿にされるやつが馬鹿なのか馬鹿にするやつが馬鹿なのか
馬鹿にされる人はアウトサイダー(異質な人)だからそういう人しか変えられない可能性があると鹿島さん
 
三輪さんメモによると
ラストの辻元清美さんの返しは”技”
 
維新の会の人気は”青年の主張”
→こういう角度の分析初めて聞いた。
 
三輪さん、劇場版センキョナンデスはバビル二世。
「鹿島さんはバビル二世、ダースさんはロデム」動きにロデム感
お二人には「サシャバロンコーエン」のような
潜入の仕方をしてほしいと。
サシャバロンコーエンは
水道橋博士がよく名前を出していて知った。
 
人前に出る仕事をしている人とは違い組織人は
自分の考えをちゃんと言えない
→私も組織人だからこれは身につまされる。
上司の意に反したことが出来ないというかやってはいけない
感じがある。
 
組織の記者は組織の名前を使えば取材がしやすいけど
しがらみがあって書けないことが出てくる。
書けないことは握りつぶして広報的な役割しかしていないマスコミは
読者の方を向いていない政治家の方を向いているだけ。
→見ているとこれってありがちだなと。
 
三輪さんが「これだ」と思ってガッツリはまったヒルカラナンデス
鹿島さん曰くヒルカラナンデスで一番優先しているのは
ユーモアと話芸、それしかない。
 
三輪さんはダースさん・鹿島さんがやっているようなこと(ヒルカラナンデス)をやりたい。
自分にはできないからチャット欄に書き込んでる、お二人がやっていることはすごく難しい。自分も人前に出て喋っているから分かると。
 
三輪さんによるとヒルカラナンデスは
・まじめすぎない。それが劇場版センキョナンデスに出ている。
・人がマネしたくてもできない芸である。素晴らしい芸。
 
三輪さんのメモ、ダースさんのTwitterまでも!
 
次回作 「シン・ちむどんどん」予告編公開
去年の沖縄ナンデスで見たやつだ。
公開日は8月11日に決定。
公開初日同時配信。桜坂劇場での監督舞台挨拶も。これは見たい!
シン・ちむどんどんは畠山理仁さんが大活躍
劇場版センキョナンデスの続編なのだという。
 
 
三輪さんの劇議場版センキョナンデスとヒルカラナンデスに対する
愛が深い、思いが熱いと感じた。ガチ中のガチのヒルマニアだ。

持参したメモ消化しきれなかったと。
結構発表してたけど、まだあるってどんだけ膨大なのだろうか。
 
 
「(政治の)問題に序列があってはいけない
解決に順番があることを当たり前にしてはいけない」
「政治と社会は日常」
「政治と社会、日常をきれいに切り分けてる」
印象に残る言葉があった。
 
 




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