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note CREATOR FESTIVALを終えて #noteフェス

9月2日から9月5日までの4日間、note初の大型オンラインイベント「note CREATOR FESTIVAL」を開催しました。参加してくださったみなさま、本当にありがとうございました。

私は、企画チームの責任者として、セッションの企画、出演者へのオファー、モデレーター、細かくはアシスタントモデレーターやカンペ、テロップ出しなどを担当していました。

スタートを切るまで

note社として「創作のお祭りをやろう!」という企画が持ち上がったのが、昨年末のこと。年が明けてキックオフをおこない、当初は5月にリアルの場で開催する予定で、トークセッションだけでなく、飲食やワークショップ、物販などの企画も考えはじめていた。しかし、新型コロナウィルスの影響で延期が決まる。

「イベントをやりたい!」という気持ちはみんなあったものの、コロナの状況がどうなるかわからず、仮の日程を組んでは足踏みをするという状態が数ヶ月続いた。その間に、経営メンバーは全体テーマや建て付けを考え、イベントチームはオンラインイベントの配信経験を積み、PRチームはベストなコミュニケーションプランを考え、デザイナーチームはクリエイティブのイメージを詰め、ディレクターチームは企画を詰めて、なにが正解かわからないながらも、それぞれの持ち場で前に進めようとしていた。

そして7月、当初予定していたイベントから路線変更し、オンラインイベントとして9月開催の日程が決まった。

「つくると、つながる」を体現するために

開催が決まった7月、世の中には、すでに魅力的なオンラインイベントがあふれていた。自社開催のものも含め、興味があるイベントは多々あったものの、自分が子育て真っ只中なこともあり、オンラインイベントを見逃すことも増えていった。自粛期間もあけて、世の中の人たちの活動も活発になっていく中で、noteのイベントとして多くの人に参加してもらうためになにをするべきか。「つくると、つながる」というイベント全体のコンセプトをしめす企画とはどんなものか。企画の決裁者である社長も含め、なんども話し合いをした。

noteは、多様なクリエイターが集まる街だ。だから、さまざまな方の創作の後押しとなる企画にする必要がある。その中でも、文学、テクノロジー、エンタメ、スポーツ、教育、ゲーム、マンガ、ビジネス、ライフスタイルなど、noteで人気のジャンルをできるだけ広くカバーする企画をやるという方向性がまず決まった。

そして、全体の方向性に合わせて、担当ディレクターがそれぞれの企画の内容を詰めていくことになる。ディレクターチームには、コンテンツ全般に明るいメンバーに加えて、今年に入って、公共・教育、スポーツ、ゲームと専門分野があるメンバーが加わっていた。新しいメンバーそれぞれの専門性により、企画の強度が高まっていったように思う。(みんな企画をやりつつも、開催レポートの作成、動画編集、リアルタイムでのテロップ出し、完璧な差し入れのチョイスなど、前職での経験をいかしたマルチプレイも行っていた)

企画が決まったあとは、登壇者へのオファー、パズルのような日程調整、配信環境の確認、事前の諸々確認、リハーサルなどなどなど、通常の業務をこなしながらだったこともあり、あっという間に時間が過ぎていった。

そして迎えた当日

イベントの開催レポートについては、PRチームがすてきにまとめてくれている。参加者の方の実況や感想レポートは何よりの励みになったし、登壇者の方に「たのしかった」と言っていただけて本当に安心した。

次回開催に向けて

今回のフェス、それぞれのセッションのお話は、どれもすばらしく面白く、そして大きな学びになった。しかし、運営サイドとしての個人的な課題や、チームとしてもっとよくできそうな部分は多々あると思っている。自己評価としては、メジャーデビュー1枚目のアルバムで荒削りにやりたいことを詰め込んで、なんとかお披露目できる形になって、界隈で評価していただけたような感じかなと。

僕たちに企画はいらない」のセッションで編集者の柿内さんがおっしゃっていたことだが、企画としてやるからには空洞として空いているど真ん中を狙っていきたい。改善と場数を積み重ねて、チームワークを高めて、良い企画をもってもっとたくさんの人の創作のサポートをしていきたいと改めて思った。

関わってくださったみなさま、本当に本当にありがとうございました🙇‍♀️


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