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2年と3ヶ月続けた1日1絵をふりかえって

2020年4月
おうちじかんや、ソーシャルディスタンスなどという言葉がモヤっと生まれた。

そのモヤッとした感じを打ち消したくて
わたしは毎日絵をSNSにアップすることを決めた。

あれから2年と3ヶ月。

昨日、はじめてのイラスト展【いつものように】が無事幕を閉じ
ふと振り返る。

毎日ひとつ絵を描いて、どうやって向き合ってきたか。
なんのモチーフを頻繁に描き、ひとつの絵にどれだけの時間を使ったか。
どんな画材を使ったか。

毎日描いたからこそ気づけたことや、上達した技術はたくさんある。

【いつものように】花森書林さんにて。

個展では、絵が2つ売れた。
ひとつは今年の4月に描いた絵、
そしてもうひとつは去年の1月に描いた絵。

私も気に入っていたけれど
じゃあ今この絵くらい気に入っている絵があるかと
自分に問うてみたならば
ちょっとだけ口の中がにがい。

過去の絵が売れたことは
未来を作る今のわたしに
気づかせてくれた。

まだわたしは変われる。

毎日絵を描き続け、投稿してきたことは無駄じゃない。
ただ、いつまでも同じところには居られない。

今年の4月から学生が終わり社会人になった。
住む環境も1日の時間の使い方も、
出会う人達も変わった。

今が変わりどきかも

ふと思い立ったので
今日から毎日描いて投稿することをやめてみる。

“変化”
を体現してみる。

それが人にどう思われようと関係なく
わたしがわたしを変えたいと思ったからそうする。

解き放たれた気持ちで
あらゆる物事をいろんな視点から見て
描かずには居られないという感情で
右手を動かしてみる。

さあ、
どんな絵が描けるのかな。

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