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クイズ【quiz】(しりとり小説第8話)

出題者が既知の事実について質問をし、解答者がその質問に対する正解を答える遊び。 都内の貸し会議室ビル。 1つの部屋であるやりとりが始まった。 * 「それでは、始めますね」 「はい、本日はよろしくお願いいたします。」 うぅぅぅ緊張する。手汗止まらない。 ネクタイ曲がってないかな、、、あ、いかんいかん、笑顔笑顔。 普段と少し違うハキハキとした声で挨拶した私は、大学4年生。就活の真っ只中である。そして今日は2回目の面接。 噛まずに滑り出せたことに安心したのも束の間、頭

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