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骨髄バンクに登録していた私が骨髄提供した話8

⇧子どもが骨髄採取の様子を想像で描いてくれました。

全身麻酔が怖かった理由

骨髄バンクを介して骨髄提供する準備を進めていた私。

骨髄採取は全身麻酔下で行います。
安全のためいちばん良いのだそうです。
ただリスクがあるため、麻酔科医からの説明を聴き、わからないことは質問して不安を解消する日というのが設けられています。
術前検査の翌々週でした。

私が全身麻酔でとてもとても恐ろしく思っていたことがありました。
それは、『手術後は起こして意識を取り戻したことを確認してから、人工呼吸の管を抜く』という事実です。

私は歯科衛生士の資格を取るための実習で、口腔外科の手術を見学したことがあります。
その時に患者さんが激しくえづいていたことが思い出され、恐ろしくて恐ろしくていちばんにこれを質問しました。

麻酔科の先生によると、まず意識が戻った状態を確認しないとその後自分の力で呼吸できるかわからないので必ず覚醒させるのだということでした。
ですが、まだ麻酔の薬でぼや〜っとしているため、起こされたといっても吐き気を感じないか、感じてえづいたとしてもそれを他人事のように思えたり、すぐに忘れてしまったりしてそんなに苦しくないことが多いとのことでした。

また手術のことは後述しますが先に言ってしまうと、本当に肩を叩かれ、名前を呼ばれ、起こされました。
そしてズルズルっと管を抜かれる感覚もわかりました。「結構深くはいってるんだなぁ〜」と思いながらまたすぐ寝てしまい、心配していた「おえっ」も感じませんでした!

もうひとつ心配していたことは、「頻尿なんですけど数時間の手術の間漏らしたらどうしましょう?」
これは尿道にカテーテルを留置し、紙オムツを当てますということでひと安心。

読者のみなさんは全身麻酔の経験おありですか?
術前の不安ってこんなこと気にして変ですかね?







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