SUNNY 強い気持ち・強い愛 を観た

どうも

こつこです。


SUNNY 観ました。

2018年公開。


阿部奈美(篠原涼子 /広瀬すず):主人公。淡路島から東京へ転校してきて、刺激的な学生生活を送る。芋っぽい広瀬すずがとても可愛い。
現在は専業主婦として安定した日々を送っている。母の入院先で芹香と再会し、SUNNYの再集結を芹香に頼まれる。


伊藤芹香(板谷由夏/山本舞香):SUNNYのリーダー的存在。強い。圧倒的なカリスマ性があり、誰もがついていきたくなるようなキャラクター。ギャルな山本舞香がはちゃめちゃに可愛い。90年代ギャルが似合う。
現在はビジネスで成功しお金持ちだが、癌を患い、ナミと再会した時にはすでに余命1ヶ月と宣告されている。

奈々(池田エライザ):eggに載ったことがきっかけでモデルをやっている。ミステリアスでクール。ナミがダサくて田舎者で嫌っているように見せているが、本当はとても可愛いし仲良くなりたいと思っていて、本音を打ち明け合った後はナミととても仲良くなっている。とてつもなく可愛い。本当に可愛い。顔が最強に可愛い。
現在は消息不明。

裕子(小池栄子/野田美桜):口が悪いが根はいいこ。めちゃくちゃ90年代のギャル顔。メイクのおかげかもしれないけれど、本当に当時を生きている女の子みたいですごい。このために眉毛全剃りしたのかな、ってくらい眉毛が細い。そこに女優魂を感じる。当時は胸が小さくSUNNYからマイナスAカップといじられる。
現在は過去を封印しセレブマダムとして暮らしていて、整形外科の医者と結婚した。夫の浮気に悩む。過去を知っているナミと梅に再会し最初は戸惑う。小池栄子のバブル感がすごい。豊胸という設定の自前の胸がすごい。


心(ともさかりえ/田辺桃子):今でいうパパ活をしてブランドものを男に貢がせている。美容師になるのが夢。SUNNYの名付け親。キレイめギャル。「ウリはしないのがプロだから」が口癖。
現在はスナックで雇われママをしている。一度は美容師になったもののサロンが経営難で挫折。その後アルコール依存症になったり、旦那のDVに苦しんだりと過酷な人生。娘がいるが実家に預けたまま、離れ離れ。「ウリはしない主義」は未だに言っている。
高校生の時と現在の時、ちゃんと似ていてすごい。あと、ともさかりえがガリガリでちょっと怖い。脚とかやばい。


梅(渡辺直美/富田望生):めちゃくちゃ明るいSUNNYのムードメーカー。ダイエットに何度も失敗する。購買のパンを取るのがうまい。
現在はブラック企業の不動産会社で営業をしているが成績がさっぱり。上司(新井浩文)に怒られる。旦那は甲斐性なしのギャンブル狂いのため、働けど働けどお金が貯まらない。

藤井渉 (橋爪淳/三浦春馬):梅の兄の友人でDJをしている。チャラ大学生。かっっっっっっっっっっこいい。ロン毛。ナミが一目惚れする相手。そりゃするわ、ってくらい爽やかでキザい。
現在は家族経営っぽいカフェ(?)の店主。三浦春馬は息子役もしている。息子役の三浦春馬は髪が短くてもっとかっっっっっっっっっっっこいい。
でも橋爪淳の方がかっこいい。ハンサム。好きだ〜〜〜〜〜〜。


中川(リリー・フランキー):ナミと梅が他のSUNNYを探すために頼る探偵。胡散臭いが仕事はちゃんとする。胡散臭いと思ってごめん、ってくらいちゃんと仕事する。

梅の兄(矢本悠馬):ワンシーンしか出てこない。それくらいちょい役。だけど私が大好きな俳優のため人物紹介に登場させた。可愛い。ひたすらに可愛い。

鰤谷美礼(小野花梨):不良。元々は芹香と仲が良かったが、クスリに手を出し絶交される。実は芹香のことが大好き。何かとナミに絡む。当時本当にこんな女子高生がいたのか?だとしたら怖すぎる、当時女子高生じゃなくて良かった、と心から思うほどヤバイ子。
この女優さんはヤバイ子の役がめちゃくちゃうまい。



広瀬すず好きだし、山本舞香好きだし、池田エライザ好きだし、見たいなあ
でも題名がクソださいなあ
って思ってたら公開が終わっていた映画。

見終わって思ったことは、「まあ映画館で見なくても良かった映画だったから、アマプラで見て良かった」です。

つまらない、という訳ではなく、感動もそれなりにするけど、
チアダンのメンツだな〜、とか、鈴木先生の子だな〜、とか考えてたら終わった。

コメディに振り切れなかったコメディ青春映画、って感じでちょっと惜しい。

あと、「レズじゃねえから!」のセリフは伏線なのかな〜、と思ってたのに回収されなかったから、普通にいらなかった。本当はレズなのかな、って思ってみてて、奈々が好きなのかな、ナミではなさそうだな、もしかしてミレイかな?と考えていた時間を返して欲しい。

小中高一貫校でこんなに歪み合えるのがすごいわ。という気持ちと、流石にこんなに一緒にいたら6人全員ではなくても、そのうちの何人かとはまだ友達だろ、と思いながらみてた。

奈々が顔切られたからって散り散りになるかね。
てか、結局SUNNY対ミレイの諍いによって散り散りになるなら、ワタルさんと奈々が付き合ってて、人知れずナミの恋が終わってて、みたいなくだりもいらなかったし、そもそもワタルさんいらなくなかった?いや、べらぼうにイケメンだから必要か。一瞬でもいらないって思ってごめんなさい。

ナミはワタルさんを追いかけてクラブに行ったり、イベントに行ったりしてるけど、こんなに四六時中一緒にいるSUNNYなんだからみんなで行ったりしない?せめて芹香と二人とか。なぜ単身で乗り込むのさ。ナミにとってSUNNYは親友じゃないのか?

とかぐるぐる考えてしまう。


あと一番もやっとしたのが、あんなに踊れなかったナミが大人になったらダンス普通に踊れてるところ。
いやそこは下手であれよ。
「ナミは相変わらず下手だね」とかいう声でみんなが振り返ったら奈々がいる、みたいな方が良かっただろ。
ぬるっと登場するなよ現在の奈々。


一つだけ褒めるとしたら、「SUNNY」がみんなの頭文字になってる!と劇中で説明しないところかな。まああえて「梅」にしてる時点で、逆に説明した方が良かったのかな。どっちでもいいか。


書いてるうちにどんどん辛辣な感想が出てくる。

最後に一つだけ辛辣させてもらうと、当時をリアルに生きていた視聴者が懐かしむための映画かと思いきや、割と当時のことをクソミソに言ってるから、どこにターゲットを置いてるのかがわからなかった。当時を知らない人からしてみたら挿入歌もよく知らないし、時代背景も知らないから、ただ怖い時代だなあ、ちょっと遅めに生まれてて良かったなあ、って思うし、当時を懐かしむ世代は、曲とか街並みとか女子高生たちの雰囲気(格好)とかはエモいかも知れないけど、こんな言われ方するの?ってちょっと怒りそう。

あとね、女子高生SUNNYのキャラクターが割と薄いから、もっと膨らませて欲しかった、いらないところが多すぎた。

一つだけと言って二つ書く奴〜。


原作の韓国版は良かったのに、、、というレビューが多いから、韓国版見ようかなあ。
でも一つだけ、私は英語以外の外国語の映画を見ると寝てしまうという欠点があるから悩ましい。


この記事が参加している募集

映画感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?