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「やっていません」「できません」は、本当に悪いことなのか。

大量に積まれたプリントを目の前にして、今夜も終わらぬ仕事と戦う私。

普段は真面目で完璧主義な私。最近の体調があまりにも悪く、「ここまでやったらOK」という、自分の合格ラインを決めて仕事に取り掛かっていた。

毎週火曜は、魔の火曜日。週に一度、初任者指導の先生がやってくる。

やらねばならない課題があったが、激務に追われていた私はすでにダウンしていた。だから、「体調が思わしくない中で仕事に精一杯取り組みましたが、終わりませんでした。すみません。」と、正直に前もって伝えていた。


しかし、初任者指導の先生に追い詰められた。

いつも「やっていません」「できません」ばかりじゃん。


・・・え??

いやいや、そもそもそんなにストレートに「やっていません」「できません」とか言ってないし、いつものことじゃないし。

本当に体調が悪い中で、どれだけ自分が頑張ってきたか、分かってるの。自分の頑張りを、少しぐらい認めてくれたっていいじゃない。


そう思った。


自分の現状を素直に伝える。それだけでも100点だと思う。

「やっていません」「できません」ということは、実は悪いことじゃないと思う。


毎日を生きようとしているだけで、偉いことだと思う。




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