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「やっぱり人間向いてないわ」かくれんぼ

公言するというのは結構いい。
でも、コップの中に入った水。その中に水を一滴垂らすような感じだ。波紋が広がる。

結構いいと言いつつ、良し悪しだなと思うこともある。

そうするといつしか言うのが億劫になっていく。
隠すのが上手くなって、私は隠れていってしまう。

もし、ここで隠し事を全部言ってしまったら、
みんなは私から離れてしまうのだろうかと時々心配になる。

けれど人間常に正しいことはできないし、
みんなが正しいというのは難しい。

そうすると、やっぱりかくれんぼしてしまう。
このnoteだって、もし私が本名でそして、顔を出したらフィルターがかかるのではないかと思う。

まっさらな状態で勝負するというのはなかなか面白い。
以前、ゴーストライターをやったことがあったのだが、「読みやすい」と褒められた。
もしかしたら、表立っていた人のイメージがあったのかもしれないが、それでも、私を売らないで褒められるのはなかなか嬉しいものである。
直接褒められるのも嬉しいのだが、noteでもスキが現実とは違う高揚感を感じるのはこういう理由があるからかもしれない。
この隠し事はマスクをつけている昨今よく訪れる。マスクを外した時に「え?思ったよりブスじゃん」と思われたらどうしようと不安になる。たまにマスクを取るのを躊躇する自分がいる。それはお互い様だよなと思いながら、外さなくてはいけない場面では外すのだが、こうして隠れている部分を晒すのはやや難易度が高い。

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