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「でもやっぱり人間向いてないわ」本屋巡り〜八重洲ブックセンター本店編〜

中高の時、本屋にほとんど毎日通っていた。
そのくらい本屋が好きだ。読書が好きなのではなくて本屋が好きなのである。
今はそんなことできなくなってしまったのだけれど、なにに悩んでいるか、興味があるか本屋に行くとすごくはっきりする。今や通販で本だけでなくなんでも買える世の中であるが、本を買うという行為だけでなく、私は悩みや興味を知りに本屋に足を運ぶ。

そして、本屋さんによって置き方が異なるのも面白い。そこで働く人の色が表れやすいだろうと思う。
だから本屋さんを見つけた時、時間が許す限り足を運んでしまう。


今回お邪魔したのは「八重洲ブックセンター本店」である。初めて行った。

ここに行って、これは「本屋巡り」としてnoteでシリーズ化しても良いのではないかと思ったわけである。その経緯をこの下に記載していく。

この本屋さん、入り口入ってすぐにエスカレーターがあるのだが、なぜかエスカレーターで行けるのは、4階までなのだ。私は縦に長い本屋さんに行く時大概上から下に降りていく。しかもこの本屋さんは1階でしか会計ができなかったこともあって、やはり上から降りようと思ったのだ。
私は全体像を把握していなかったので、エスカレーターを登り切ったところが最上階だと勘違いした。これの本を買うと決めていないときは起こるのではないかと思う。そんな経験をした人は私だけだろうか。
1階まで行った時に、「児童書」や「医学書」がないことに違和感を持ちながらも会計を済ませた。他にもお酒の本が見たかったなとか、字の本が見たかったな等やや消化不良であった。けれどそういう偏りも本屋さんの良さであって、面白いなと思っていた。出る時にふとフロアマップを見て、私の違和感が間違えなかったことを知った。
伊達に本屋さんに通っていたのではないと証明のように感じた。先程「なぜかエスカレーターで行けるのは、4階までなのだ。」と書いたが、この本屋さん、4階が最上階ではなく、8階まであるのだ。それに加えて地下1階に100円ショップと文房具が置いてある。それを知らなかった私は、上記のようなことが起こってしまった。作り上の話と私の確認不足なのだが、これは面白いなと思った。
奥にエレベーターもあるのだが、目に入ったエスカレーターで良いかと思ってしまった。なぜなら、歩くのは好きだし、こういう本屋さんのエレベーターは数が少なく、必要な人に行き渡らなくなってしまうと感じていたからだ。
そんな私のいらぬ親切心が仇とまではいかなくともこんな結果を生んだ。

ちなみに8階に行くには、エレベーターか階段がある。最初からわかっていれば4階までエスカレーター、そこから階段で行ったと思うが、1階に降りてしまった私はエレベーター1択であった。


また本屋には行った際はこのシリーズを書いていきたいと思う。
※写真は八重洲ブックセンターではございません。

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