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産後の骨盤、育児と自分

※この記事は、ママのためのからだ塾メールマガジンに記載した内容です。

今回、産後の骨盤のお話をすることにした経緯は、前回のメールマガジンにも書きました。ふと・・11年前の自分を思い返してみると、産後からの11年は大きなシフトをしたなぁ、と思っています。

カラダの仕事に携わって、もう25年を超える月日が経過します。

四半世紀をかけて、自分自身、そして、多くの女性、特に母親である女性の心と身体に寄り添ってきました。

でも、お会いした女性の「数」のアプローチやサポートがありました。

真実は人の数だけ、事実は一つ

「ミステリーと言う勿れ」と言うドラマを見た時に、主人公が言ったセリフです。

このドラマ、原作は田村由美さんが書いた漫画です。漫画の中でも、このセリフが出てくるのか?は確認していません。

なので、漫画を読みたいなぁ、と思っています。
なぜか?といえば、この真実は人の数だけある、というセリフが、産後の母親にはとってもとっても深く響くんじゃないかな?と思ったからなんです。

育児って、本当に「?」の連続。

自分自身がどう育てられたのか?それによって、善悪が染み付いてしまい、こどもの発想や行動を後押しできない瞬間があります。

それはダメ、とつい言ってしまう。

でも、真実は人の数だけあるわけですから、ダメは、母親目線の「ダメ」なんですよね。

事実は一つだけれど、それを善ととるのか?悪ととるのか?は、人によって違うと言うこと。私たちの世代(この会員さんで一番若い世代は何歳なんだろうか・・・)は、道徳的な授業がとっても厳しくあった記憶。

ゆとり教育で、その道徳教育が一掃されて、今再び、我が娘は、「道徳」の教育を受けています。

本当に道徳という授業って必要なんだろうか?と疑問があり、娘と話し合ったことがあります。

娘の方がずっと私より大人で、先生にとって都合が良い方が「良いこと」とされている事に気がついていました。

この時、学校でとっても居心地が悪く過ごしている娘に気づき、度重なる偏頭痛や腹痛は、この小さな積み重ねが引き起こしているんだな、と共有することができました。

保育園のようにたった20人の仲間と守られていた環境から、小学校という大きな戦場のような場所へ入り、よく5年生まで頑張ってきたなぁ、と感心する毎日です。

今、不登校と言わず、「行き渋り」と言う時代になったそうで、どんな環境で、どう育つのか?は、その場に身を置いてみないとわからないなぁ、と思っています。

産後の骨盤もこれにちょっと似ていて、骨盤は締めた方がよい、とか、産後はこうした方が良い、的なノウハウがたくさんあります。

でも、実際は、どれが良い、どれは悪い、とジャッジできるようなことではないんですよね。

一人、一人、みんな違う。

骨盤を持っているけれど、住んでいる環境がまず違うことで、行動が違います。

お子さんの数によって行動が違う。

産後をお手伝いしてくださる方がいるか?いないか?でも行動が違う。

自分自身のカラダに意識を向けられるか?どうか?これが、環境によって本当に違う。

こんなに「違う」んだから、一つのことでなんとかなる、ってことは、まずない。

だからこそ、何からはじめたらいいのか?も、みんな違う。

事実は、産後の骨盤はゆるみやすい

でも、真実はみんな違うんですよね。

だから、この茶話会では、そんなお話をみなさんとしながら、事実についてお伝えして、みんなの真実に近づけたらいいなぁ、なんて思っています。

お会いできたら、とっても嬉しいです。

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