見出し画像

♯9 「さとゆみライティング道場」に参加しました①

ライター&エッセイストの佐藤友美(さとゆみ)さんが書かれた「書く仕事がしたい」を拝読したのは、去年の夏でした。この本の感想を書くと長くなるので(感想がありすぎるから)それはまたの機会にするとして、一番に思ったのが「この方にライティングの教えを乞いたい」ということ。すぐに講座やセミナーがないかを検索しました。

さとゆみさんに赤を入れてもらいたい!

当時の私は専業ライターになって数ヶ月たった頃。悩みとなりつつあったのが「赤を入れてもらえなくなった」ことでした。「赤を入れる」というのは、文章を添削することを指します。つまり、私の納品した記事や作品に指摘や修正が入らなくなったのです。

「赤を入れてもらえない」……これをどう解釈するかは、個人によって変わるでしょう。うれしい人もいれば、そうでない人もいます。私は完全に後者。この時も、「赤を入れる価値さえないのかも」とか「赤を入れるほどきちんとチェックされていないのかも」など、とてもネガティブに解釈しました。

ちょっと話がずれるのだけど、私は超ネガティブ思考です。配偶者がそのように私を評するのだから、間違いないでしょう。もしそう見えないとしたら、それは「自分が弱いことを他人に悟られると癪に触る」というプライドの高さのおかげ(?)かも。


大阪道場に参加

上記のような経緯もあって、私は「さとゆみさんに赤を入れてもらいたい」と願うようになり、それが叶って今回の大阪道場に参加しました。そしてきっちり、大量の赤を入れていただいて感激!

さとゆみさんがあれだけ熱意を込めて赤を入れてくださったのだから、この先、私のライティング力は大幅アップする予定です。それができないなら、私はライターをやる資格がない。これは本気で思って書いています。さとゆみさんが与えてくださったことを無碍にすることはしません。

予想外のギフトは「言葉」

講座の内容は、しっかりおさらいしてからレポをするとして。私の文章を講評された時、さとゆみさんはこう言ってくださったのです。

「あなたは”書ける人”だからね」

”書ける人”という言葉は、いろいろな意味で解釈できるでしょう。私が思いつくのは次の通り。

①文章を書くことができる人
②上手な文章を書ける人
③商業レベルの文章を書ける人
④お金を稼げる文章を書ける人

どの意味でも褒め言葉にちがいないのですが、私はちゃっかり③と④の意味で言ってくださったと理解しました。

「私は真に受けるタイプなので、さとゆみさんが言ってくださったことを信じてがんばります」

私がそう言ったら、さとゆみさんはまっすぐ私を見て、こう言ってくださいました。

「私は嘘をつかない。本当にそう思うから、言ったの」

だから安心して進みなさい!って、背中を押していただいた気がしました。うれしかった〜〜〜〜〜ほんとに。


さとゆみさんは「言葉をとても大切にする人」でした。

さとゆみさんは「言葉をとても大切にする人」です。これはさとゆみさんの講座を受けた人なら誰もが思うでしょう。あれほどに言葉を尽くし、熱意を持って説明する人を他に見たことがありません。

そして、まっすぐに言葉を放たれる方です。でも、その言葉の隅々には、受け手となる相手に対する思いやりや配慮がぎゅうぎゅうに詰まっている。そんなふうに私は感じ、自分もさとゆみさんを見習わないといけない、と強く思いました。

そういう方に「書ける人」って言ってもらえたら、うれしさで満たされるし、その感情はすべてやる気に変わります(笑)。この言葉は一生忘れないだろうな。さとゆみさん、本当にありがとうございました。

そんなわけで、内容はまた次回に。お読みくださりありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?