#24 古藤田博澄の【伊豆むあん】|幸せな人間関係を築くために(24話 強制とコントロールをやめる覚悟)

【2010年6月15日(火)6:06 伊豆むあんブログより転載】
10年前の連載記事を転載しています。
情報や状況が古い可能性もありますが、当時の想いが今もなお価値のある情報としてお届けできることを願っています。

葛藤がはじまる

心の世界には、相反するイメージが正反対の結末へと向かうドラマを展開している。

プラス思考の自分とマイナス思考の自分・・・
保守的と革新的、善と悪、愛と憎、楽観と悲観・・・

現実行動が一方に向かって動けば動くほど、もう一つのフラストレーションは増大していく。

両方を求めている限り、葛藤からは逃れられない。


例えば、「強制とコントロール」を行っていた人間が、それは不幸を招くだけと気づき始める。相手にしていたことに反省し、その行為をやめようとする。

しかし、長年、信じてやってきた、「強制とコントロール」をやめることへの不安や戸惑いが、本当にお前はそれで良いのか、本当に良い結果が出るのか訴える。

それでも、強制はやめようとする。納得できない一方の自分は常に不満を抱える。

「強制とコントロール」は、まずその行為をやめることから始まるが、やめるだけでは関係は良くはなっていかない。


今までも話してきたとおり、自分を知り、相手を知るための会話を持ち、
気づき合い、学び合うことで、互いが互いにできることを考えていく・・・

葛藤は、そこに二つの選択肢があることに問題があるのだから、「強制とコントロール」はいけないと心に決めた以上は、それを続ける選択肢は持たないことだ。


過去は終わったのだ。
過去に自分や他人がしてしまったことは、変えることはできない。

大事なことは、より効果的な現在を築き上げる為に、今自分に何ができるか?である。

「強制とコントロール」をするか、しないかの葛藤は、まったく無駄なもの・・・それよりも、新たな選択肢として「自分が相手にできること」に向かって一歩を踏み出す、選択をすることが必要。

でも、私は思う。

強制とコントロールに多いなる問題意識を持ちはじめ、それをこれからも続けるのかやめるのかの葛藤は、次につながる大事なプロセスであると。

これからの人生を幸せなものにできるか否かの瀬戸際・・・
多いに考え、感じ、悩み、戸惑い、苦しむことだ。

でも、強制とコントロールに問題意識を持ったあなたは、必ずこの先に幸せが待っているはず。

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