世の中で許せないことのひとつ

汗ばむ暑さの中歩いて駅に向かう途中、どこからかとても嫌な匂いが鼻を離れなかった。

歩きタバコである。

私の斜め前を歩く男性が何も気にすることなく堂々と歩きタバコをしていた。

私はその煙に包まれながら歩き、怒りを隠せなかった。

歩きタバコをする人から受ける人々のデメリットと危険については言うまでもない。
1. **健康被害**:
  - 受動喫煙：歩きタバコの煙を吸い込むことで、周囲の人々が受動喫煙のリスクにさらされます。特に子どもや妊婦、高齢者にとっては深刻な健康被害を引き起こす可能性があります。

2. **火傷のリスク**:
  - 歩きタバコをしている人のタバコの火が他人に接触することで、火傷を負う危険があります。特に混雑した場所ではこのリスクが高まります。

3. **目や衣服への損傷**:
  - タバコの火が衣服や持ち物に触れると、焼け焦げができる可能性があります。また、歩きタバコ中にタバコが目に入ると大きな危険を伴います。

4. **不快な臭い**:
  - タバコの煙や臭いが周囲の人々にとって不快であることが多いです。特に、通勤通学中や公共の場所での歩きタバコは周囲に迷惑をかけることになります。

5. **環境汚染**:
  - 歩きタバコをする人がポイ捨てをすると、ゴミが増え環境汚染につながります。タバコのフィルターは生分解性ではなく、土壌や水質を汚染します。

6. **社会的影響**:
  - 公共の場での歩きタバコは、特に若者に対して悪い影響を与える可能性があります。喫煙を容認する雰囲気が広がり、タバコの害を軽視する傾向が生まれるかもしれません。

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私はタバコを吸ったことが一番ない為、彼らの気持ちを理解することは出来ないのかもしれない。
しかし彼らがいかに自分勝手な振る舞いをしているかを教えてあげることは、お節介なのかもしれないが、本当の人間愛だと思うのである。

海外ではタバコから煙の出ることのないタバコガムが普及しており、使用している人も多い。

実際私も北欧を旅し、電車に乗った際、向かいに座った若者がそれを食していたのを見た。

タバコガムももちろん使用する本人の身体に有害であることは間違いないが、少なくとも周りの人にとっては受動喫煙を受けずに済む。

他者の視点に立った振る舞いを、すべての喫煙者には望みたい。

そして路上喫煙自体をすべて禁じてほしいと切に願う。