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旅行しない日本人?

先日水戸へいってきました。目的地は偕楽園。

水戸の偕楽園

昨今、日本人は旅行をしなくなったという話をちまちま聞くようになった。住んでいる南房総は土日や休日、連休などにはかなりの数の県外ナンバーが走っていまし。道の駅や農協施設、テレビで放送された飲食店などは驚くほど県外ナンバーで駐車場はあふれかえっていることが多い。

今回水戸に旅行に来ましたが、水曜日、木曜日と週の真ん中。しかも水曜日の天候は最悪。
雨は降ってるわ、基本は低いわ。

遠くの山は雪化粧

うっすらと雪化粧を施した山が見えるほど。
それでも、行く先々で観光を楽しんでいる日本人はいくらでもいました。

雨に濡れる常陸国 出雲大社

今回の旅行で宿として利用したのは、水戸駅前にある「三の丸ホテル」さん。とてもよかったですよ。朝食の際他の宿泊者さんたちを見ましたが、年齢層は広め。年配の人から幼子を連れている若い夫婦まで。ビジネスで泊まってる人もいましたが、観光目的で宿泊しているであろう人達もかなりいました。

水戸偕楽園内にある好文亭からの偕楽園の眺め

今まで日本人は旅行に行くと旅館などある程度の金額を支払う宿に宿泊していたのが、価値観が変わり低価格な宿に切り替えていったためにそういう感じをもたれているんじゃないんだろうか?とふと思った。

私たち夫婦も初めは二食付きの旅館などに泊まっていたことが多かったが、最近では朝食のみで、夕飯は地元のお店や、食べ歩きでもいいんじゃないだろうか?と考えるようになりました。もちろん、いいお店にありつけず結局大手のチェーン店に入ることもあるけれども、それはそれで旅の思い出になるんですよね。

好文亭にある屏風

三の丸ホテルさんは隣に駐車場もあってとても便利でしたね。ほんとに駅前にあるので、駅ビルの中を散策もしました。
それにしても、水戸駅ってなぜに「もつ鍋屋」「焼き肉屋」が多いんだろうw

今回の水戸の一泊二日堪能してきました。
常陸国 出雲大社と、日本三大稲荷神社の笠間稲荷神社、そして水戸黄門様の徳川光圀が祭られている常陸神社、もちろん水戸の偕楽園を散策したり、茨城県近代美術館へもいきました。

意外と絵画や美術品に触れることが多かった旅にもなりました。常陸国 出雲大社ではギャラリーが併設されており、常陸国出雲大社御鎮座30周年記念 金子富之展「宇宙蛇の夢」を観ることができました。

天井に飾られた絵

何とも力強いもので圧倒されましたね。

好文亭では、襖絵に魅了され、茨城近代美術館では、マネやシスレー、ピサロなどが描いた絵画を観ることができました。

白菊の図 エドゥアール・マネ
グラット=コックの丘からの眺め、ボントワーズ 
カミーユ・ピサロ

他にも木村武山 須磨御殿杉戸絵も展示されており、この杉戸絵が家にあるというのを想像して、客として赴いたら圧倒されるんだろうなと思いながら展示されているものを見て回りました。横山大観と似たような構図があったりしていて、やはり影響というものは受けるんだろうなというのも感じながら久しぶりのアートを堪能できました。

おいしいボタニカルアート 食を彩る植物の物語展も開催されており、こちらはこちらでいつも見ているような食材、薬草、草木などが緻密に描かれていて、こういう風に実になっているんだとかアートを楽しむというのもありましたが、勉強をさせてもらった感じ。これはこれでとても楽しかったです。手法も色々と進化していっているのも見れたので二度おいしいアート展でした。

観光にいったらやはりお店に立ち寄って色々と食べたい。
一日目の昼食はちょうど笠間稲荷神社に訪れたあたりがちょうどお昼過ぎごろだったので、門前にあった「柏屋」さんで大きな油揚げの入った「稲荷そば(きつねそば)」をいただきました。

傘稲荷神社門前「柏屋」稲荷そば

とても美味しかったですよ。この日は雨が降っていてあいにくの天候。気温も下がっていたので、温かいそばは体が温まりました。

庭カフェ KULAさんの食べ歩きメニュー

柏屋さんをでてすぐ目に飛び込んできたのは、搾りたて生モンブランの文字。ご飯食べてるけど食べない手はない。しかも、食べ歩きメニュー。

搾りたて生モンブラン

モンブランクリームというよりは「栗」
栗の甘さのモンブラン。お芋のような感じのモンブランと言えば食感が想像つくかと思います。
カップの一番したから、栗のロールケーキ、栗アイス、栗ホイップ、栗ペースト、渋川煮・・・栗三昧な食べ歩きデザート。

もちろん、水戸に来たら「納豆」はお土産で買いましたし、帰りには茨城県のソールフードと言われる「にんたまラーメン」も食べました。

まだまだ、茨城県には魅力が沢山あると思いますね。今回は「偕楽園」に行くのが最大の目的だったので次回茨城県に行くときはそれ以外を堪能しに行きたいと思います。




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